2017年01月01日

Mikawa Bay 三河湾 − 2017年を実り多い年に!

 新年あけましておめでとうございます! 2017年も皆様にとって健康で、豊かで、お仕事も学業もプライベートも充実した楽しい一年となりますことを心よりお祈りしています。

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 三ヶ根山ドライブウェー(愛知県西尾市)から壮大な三河湾の景色をながめて、新しい1年のチャレンジを考えました。

 自分のStrength(強み)を活かして、周囲にいる人たちを豊かに、元気にすることで社会に貢献できたらと思います。

 〇 異能を集める! − 新しいビジネスの立ち上げや拡大を後押しする。人脈を紹介したりノウハウを提供して社会のユーティリティ(公共財)として役に立ちたいと思います。そのためにはもっともっと面白い人たちと出会いに行きたいと思います。

 〇 日本に赤ちゃんを増やすことで国の経済を拡大させる − 昨年11月に行いました婚活パーティで計60回、累計参加者数900名に達しましたが、今年からブランド名を変えます。TME 東京合コン取引所は、ネタとしては面白かったのですが、いかにもチャラい印象がついてまわり、誤解を受けました(笑)。本来の目的は少子化の改善ですから、真剣に婚活を考えている人を対象に、今年も頑張ってマッチングをします。個別のご紹介もしていますので、希望者はお知らせください。

 〇 落ち込んでいる人、倦怠感あふれる人にヤル気、刺激、アドレナリンをバンバン提供する。今年もブログ、メルマガでニッポン人を心の底から活力にあふれる考え方を発信していきたいと思います。

 金融、世界経済の見かた、資産運用などはセミナーも定期的に開催しながらまとめてノウハウを伝えていきたいと思います。

 縁あってこうして皆様とつながることができたわけですから、是非、皆様にとってプラスの人生となるための触媒(Catalyst)として頑張っていきます。

 他の人がやらないことだけをする。そして、それをずっと続けていく。今年も挑戦の一年としたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 
 Quincy Jonesの ”Back on the clock” を聴いていますが、ソウルの雰囲気がバンバン伝わってくる名盤です。リズム感あふれるビッグバンド風の曲 ”Bird Land” を聴いていると心の底から活力があふれてきます。

 
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2011年10月22日

愛情があたらしい日本経済を創る

 一昨日のTME 東京合コン取引所は、男女あわせて40人が集まるという大盛況ぶりだった。男性は外資系証券、資産運用会社、公認会計士、外資生保、商社マン、IT、テレビ局員とそうそうたる顔触れ。

 女性陣も20代、30代のOLから女子大生まで魅力的な女性が並び、毎回、毎回、違った女性が参加するということで、この会の彩りに華を添えてくれた。

 今回が24回目の開催だが、いつもとちょっと違うのは、11月より開業する OME 大阪合コン取引所 OSAKA MATCHING EXCHANGE のCEO、ミックが上京し、駆けつけてくれたこと。いよいよ東西2極体制に移っていくのだ。

 なにぶん、40名が集まるとなると受付に時間がかかり、大勢が到着して開始するまでに30分もかかってしまったので、参加者の皆さまには御不自由をおわびしなくてはならない。次回からは事前振込み式にして、開始をスムーズにし、早々に食事を始めるようにしよう。

 男性はほぼ30分おきに席をリシャッフルし、いろいろなテーブルで参加女性すべてと話をしてもらうため、幹事のヒデキもあちこちで席替え、メンバーの紹介と、めまぐるしく動き回っているので、料理を食べる余裕もない。

 こういった会は珍しいという声をあちこちから聞くので、

 「 会というよりも ” 取引所 ” ですからね! 

 いままでの恋愛市場、婚カツ市場には @ 人の紹介方式、 A 業者方式 ( 出合い系業者、結婚情報会社 ) の2種類しかなかったところに、B 取引所集中方式、という日本で初めてのインフラができた訳なんです。

 証券取引所が毎日開いているように、合コン取引所も毎月開くことで、社会のインフラを担うんです。 」 と説明する。

 「 どうして毎月やっているんですか? 」 

 という質問もよく飛んでくるので、 「 愛情が新しい日本経済をつくるからです。 」 と、自分の会得した原理原則を話す。  

 若者たちに出逢いの機会を大量に供給し、カップルを作れば、デートや旅行に出かけ、デートをするために車を買えば、個人消費は拡大する。

 カップルがゴールインすれば、やがて子どもが生まれて家を買い、小学校から大学卒業するまで一人あたり4000万円の教育費が国内に落とされ、首都圏で家を買えば平均して4000万円の住宅消費が生まれる。

 そう。合コン取引所は、日本経済の86%を占める国内消費経済のパイを飛躍的に拡大させるための発電機なのである!

 若者たちを幸せにしたい、ここに参加してくれた人たちの顔を一人一人見ながら、彼らに幸せになってもらいたい、と想う心が、まわりまわって新しい日本経済 ( 需要 ) を創るのだ。

 「 愛情があたらしい日本経済を創る 」

 そうはいってもただでさえ仕事で帰宅が遅いのに、その上プライベートで「取引所」 を東京、大
阪で2つ運営する (OME大阪合コン取引所のCEOはミックだが) のは結構たいへんだ。

その努力の源はどこから来るのかというと、

「 この国でだれがいったい日本経済を救うのか? だれが就職先が無く、悩みふせった大学生たちを救っていくのか? 」

  と、2008年の世界金融恐慌後に僕が絶えず考えているテーマに行き着くのだ。

 それは政治家の仕事でもなければ、役人の仕事でもない、大手町・丸の内にいる、日本で最も戦闘的なビジネスマン ( = 商人 ) の仕事なのである!!

 この国にあたらしいサービスや製品、システムをゼロから創り出し、 「 バーン !! 」 と社会にぶつけていく。 そして年間のGDP総額470兆円の拡大し、多くの雇用を創出する。

 それこそが僕ら現役のビジネスマンのミッション ( 使命感 ) ではないかと。

 これを読んでいる大学生がいたら、2時間でもいいから、自分の原理原則というものを、歯ぎしりするくらいの勢いで考えてほしい。

 「 自分は何のために働くのか? 」

 「 自分は何のために生きるのか? 」

 東京金融業界にいる9割方のビジネスマンのように、自分の幸せ、家族の幸せ、個人資産の増大だけを考える、つまり、

 「 パンを買うカネのためだけに生きる 」 としたら、 ずいぶんとつまらない人生ではないか?

  親からもらった自分の種々のタレント ( 才能 ) を極限まで努力して拡げていって、 「 バーン ! 」 とそれを社会にぶつけていき、周りの人々を幸せにし、ひいては日本の社会を豊かでひとりひとりが幸せになれるお手伝いをする。

 そんなひたむきで、熱狂的な人生のほうが、面白くないだろうか?

 経済学の教科書には決して書かれていない、ヒデキ独自のユニークな経済原論を、20代の若手金融マン、商社マン相手にシャンパンとワインを片手に熱く語り、銀座の夜は更けていった。

 【 多くの参加者からお礼のメールを頂いておりますが、一人ずつ順番に返信しておりますので、今しばらくお待ちください。 】

 ♪ OME 大阪合コン取引所 OSAKA MATCHING EXCHANGE  からのお知らせ ♪

  11月24日(木) 夜19:30より、大阪なんばのイタリアンレストラン、 『 デル・ソル 』 にて、第1回 大阪合コン取引所を男性5名、女性5名で開催します!

 男性5,000円、女性4,500円、飲み放題、コース料理

 男性は外資系ビジネスマン、銀行マン、証券マン、資産運用会社、生保、商社マン、公認会計士、税理師、IT、メーカー、起業家、公務員、野心的な大学生から募集します。

 女性は特に職業は問いません。女子大生も歓迎します。

 参加希望者はコメント欄にハンドルネームと、Eメール欄にメールアドレス、参加希望の旨をお書き下さい。Eメール欄はブログ管理人しか見られませんので、個人情報の機密は守られます。
 追って幹事より直接、Eメールにて連絡させて頂きます。

 OME 大阪合コン取引所 OSAKA MATCHING EXCHANGE  

 ( 大阪市中央区難波 ) 
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2011年08月27日

だれよりも早く実績を作り、昇進したい!

  ”誰よりも早く実績をつくり、誰よりも早く昇進したい! ”

 という、とても覇気のある元気な女子大生よりメールを頂きましたので、いささか軽率かもしれませんが、こんな回答をつくりました。

 僕とてまだ中間管理職の身ですから、人にアドバイスできる資格はありませんが、僕だったら新卒で社会に出たらこうするだろうという考えです。

@ まず自分のSWOT分析をする
 ( Strength 強み、Weak 弱点、Opportunity (成功する)機会、Threat 脅威となるリスク)。

分析をする上では、 ”自分が何の仕事をしたいか” という願望に優先順位を置いて考える。

自分の強みがどこにあり (社交性?分析力?几帳面な事務作業?構想力?計算能力?説得力?)、それを使って上に昇れる職種が何かを徹底的に考える ( 営業?開発?経理?人事?管理?)。

A 職種が決まり、配属されたら、その分野では日本一になることを目指して徹底的に働き、勉強する。

財務畑であれば会計士の資格など、ITであればプログラミングやMS認定資格など、法務・コンプライアンス分野であれば法律の資格、内部管理者の資格などを目指す。営業や企画であれば、MBAの勉強をするなどが良いだろう。

 そうすれば、こちらから特に転職活動しなくても、ヘッドハンターから引き抜きがくる。

B 上記 A番が動き出したら、ハードワーカーに徹する。ハングリー精神を持ってなんでもどん欲に吸収する。そして、決してへこたれない。
 プライベートライフなどかなぐり捨てるくらいでやる。週末に徹底的にリフレッシュする趣味や娯楽を見つけて、オンとオフのバランスを良く取り、精神的に崩れない生活をつくる。

 ( 僕が週末のサイクリングを50キロやったり、月に一度合コンを企画したり、年に何回か徒歩旅行をするのは、オンで溜まったストレスを短い週末に一気に発散するための方法です。)

 そのくらいの勢いでやっていた方が、異性からは好かれる(男子の場合)。

C 職場では、自分が天才だと心の底から信じる。

 そうすれば、たとえ雑用だろうが難しい仕事だろうが、自分になら何でも出来ると思い、上司や同僚から頼まれた仕事を断ることが無い。

 仕事をハイハイ引き受ける人は、当然ながら経験値が増して、人よりも早く大物になれる。そして転職するときに履歴書に記載できる実績が増えるので、転職にも有利になる。年収も増える。

 ( JPモルガンの創業者、ジョン・ピアモント・モルガンは、
 「自分は銀行業務の隅から隅まで何でも知っている 」 と豪語していた。)

D 上記 @番からC番が定着してきたら、今度は週末に徹底的に遊ぶ。
 ハードワークが過ぎるとバーンアウト (消耗) してしまい、せっかくのキャリアがふいになるので、人間としてのバランスをよく取る。

 こんなサイクルを築くことができれば、成功できるし、何よりも自分の人生が楽しいでしょうね!


posted by ヒデキ at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 熱狂的なヤル気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月07日

外資系への就職と国益への貢献

 読者の男性から下記の質問を頂きました。とても面白い質問です。

『 私もヒデキさんのブログを読み、外資IB ( 投資銀行) を目指すようになり、初めて「働く理由」について真剣に考え始めました。

 その過程の中で見出したのが、ありきたりですが「日本の再起のためにできることをしたい」ということでした。しかしながら、外資系への就職と国益への貢献は一見矛盾するようにも思えます。その点は、小説:巨大投資銀行の中の桂木も思いを巡らせている箇所がありました。

 私自身は、国際競争力のさらなる強化が日本の再起のKEYであると考えているため、日系企業の対外的なM&Aは不可欠、必然的に別格のノウハウを持つ外資IBへの依存は不可避、そうなるとたとえ外資に就職しても実質的には大きくこの国に貢献できるというロジックは正当化されると考えています。

 ヒデキさんは、間違いなくオンオフ問わずこの国にできることについて常に思いを巡らされている方だと思いますが、こうした表面的なディレンマについて考えることなどはあるのでしょうか? 』


 就職に対して真剣に考えている様子が分かり、長い説明になっても答えようと思います。

 たしかに前職時代、ゴールドマンサックス証券で働いていた当時、小説家のネーミングした ”ハゲタカ外資” という言葉が流行り、あたかも日本人が営々と築いてきた貴重な富を、海外に奪い去るかのごとく言われたのには閉口しました。
 
 主に3点から、外資系企業も日本企業と寸分たがわず日本経済に貢献できる理由を説明したいと思います。

 @ 財務諸表から言うと、外資系が日本経済に落とすお金は、最終利益を本国に持ち帰る分の数十倍の経済効果があります。

 ちょうど3日前に ” 外資系証券会社の2011年決算 ” という記事を載せました。首位に立つゴールドマンサックス証券は、営業利益だけで1100億円以上の収益を国内で上げ、社員の給料や不動産、営業や事務をまわすために国内で支払った経費を差し引くと、最終利益は181億円となっています。

 外資系のうち、黒字の出た会社は、この最終利益を本国に還元したり、あるいは日本国内で他社を買収したり、新規投資を行うために国内にプールしたりしています。
 
 赤字の会社は、逆に資本の欠損分を補うためにアメリカやイギリス本国から資本を送金してもらうため、日本から富を送るのではなく、逆に日本にお金をつぎこんでいます。

 毎年の相場環境によって決算が大きくブレる外資系証券などは、黒字の会社ももちろんありますが、赤字を出す年度もあちこちで見られます。この場合、お金が国外に出るのではなく、逆のケースの方が多いわけです。

 上記の例では、日本国内から本国に送金される可能性のあるお金は、最終利益の181億円の部分であり、事情を知らないため何とも言えませんが、国内にこの資金をプールしようという方策がなければ、このお金が純粋に国外に出るでしょう。

 ところが、財務諸表を見ると、最終利益にあたるお金の数10倍にあたる巨額のお金が、国内の営業活動で事業に投資したり、国内で企業に投資、買収をしたり、正社員や派遣社員の給料、ボーナスとして支払われたり、高層ビルの賃料や取引先業者へのコストとして日本国内に落ちています。

 外資系企業を誘致したり、外資系企業で社員として働くことは、とりもなおさず日本経済を拡大させる効果につながります。

 A ミクロの視点から見てみましょう。 

 就職をする時に、国内系銀行や証券に就職する場合、外資系銀行や外資系証券に就職する場合があります。このうち、私たち個人は、外資系に就職を決めるよりも国内系金融機関に就職する方が日本経済に貢献できるのでしょうか?

 個人の会社寄与度、会社の業務拡大への度合いは、人それぞれ全く違いますので、 ” 天才的な金融ビジネスマンが金融機関経営で大成功した! ” というような特殊な事例をく除けば、ミクロ経済では ” リスクプレミアム ” が乗っかって国内金融よりも給与の高い外資系に就職する方が、所得を日本国内で消費して、国内消費経済のパイを拡大できるでしょう。

 ヒデキは、もともと商社マンを目指していた10代、20代のときから、

 ” ビジネスマンのミッション ( 使命感 ) は、どれだけ自分のタレント (= 才能) をフルに使って日本経済を拡大し、市民の雇用を増やし、地域経済の売上を増やして富をつくり、個人を幸せにしたか  ” を絶対の価値基準としてきました。

 読者の皆さんはご存じのとおり、どんなに仕事が忙しかろうが、カンファレンスコール ( 国際会議電話 ) が深夜にあろうが、月に一度は大規模な交流会を ドカーン!! と開催して、飲食業界にドカーン! と金を落とし、国内消費を活発にする、という新しい社会のインフラを創りました。

 サラリーマンの生涯年収は、だいたい2億5千万円から5億円のあいだに収まると言われています。私たちが、祖国、日本経済の繁栄に貢献しようと思ったら、5億円の方をめざして、まわりのサラリーマンよりも大規模に、国内消費経済に貢献すべきではないでしょうか?

 18歳の時、 ” 就職に有利だから、いっしょに教職課程を取ろうよ! ” と、しつこく誘ってくる友達がいましたが、いい迷惑でした。

 そんな無駄な時間を使うのならば、少しでも語学力を磨いたり、多国籍企業の経営者が何を考えているのか、本を洗いざらい読んだ方が、自分の年収つり上げ ( 国内消費経済に落とすお金の拡大 ) に役立つと思ったからです。

 このブログで ” 起業のアイデア1000本ノック ”  を、愚直にコツコツと考え、自分だけの宝としてしまってしまわずに、広く社会に公開しているのも、国力の源 (みなもと ) になりたいからです。
 絵空事のアイデアばかり並んでいますので、バカにされるのは百も承知ですが。。。

 B 国際経済では、外資系企業の誘致が自国経済を強化するというのが定説です。

 英国経済が傾き、80年代に国家経済の再生を期していたサッチャー元首相が、イギリスに世界の金融業を呼ぶことで国内経済を拡大させることに成功しました。

 テニスになぞらえて、 ” ウィンブルドン現象 ” と呼ばれたこの経済策は、たとえイギリス土着の金融機関が世界の強豪に負ける契機になろうとも、あえて世界の強豪金融機関を各種待遇を与えることで、国内の雇用や、住宅、交通、飲食など周辺産業に金を落とさせる政策は、みごとに成功しました。

 競争に負けて、古くから歴史の深い伝統的なイギリスの金融大手は、海外の競合金融機関に買収されたものの、海外の競合を国内に誘致して、雇用を増やし、地元経済に落ちる金を増やしたことから、英国経済の復活に寄与しました。

 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 

 以上3点ですが、ここまで書くと、あたかも外資系企業への就職を勧めているように聞こえますが、雇用形態が違いますので十分に熟慮されることをお勧めします。
英米の法律は Pro-employer ( 経営側に有利につくられた労働法 ) ですが、日本やドイツ ( 英米よりドイツのほうがやや日本に近い ) の労働法は Pro−employee ( 労働者を有利に守る法律 ) に出来ています。

 日本企業はアングロサクソン系 ( 英米系 ) 企業よりも雇用が長く安定していますが、アングロサクソン系の会社に入ろうとする者は、よほど語学力が上達しており、外国人のご機嫌を取るのが上手で ( レポーティングライン;上司に嫌われたら解雇されるリスクがあります )、財務会計や法律、IT技術、金融商品など、自分の専門知識に長けていなければ、長い期間働くことはできません。

 つまり、20代前半の独身時代はリスクを取ることはできても、30代後半から40代にかけて、家族や住宅ローンなどの荷をかかえるようになったときに、いざ、家族を守っていいけるのか? というのは重要なポイントです。自分に本当に自信があるのなら外資系企業に進んでも良いと思いますが。

 そんなわけで、ヒデキは外資系金融業者の道を進んでいくことに、何のてらいもありません。失業したときにどうしよう! という恐怖はありますが (笑)。

小説、巨大投資銀行、とても読み応えのある本ですね。

 リーマンブラザーズ証券元社長の桂木氏が出てくるほか、1980年代から90年代にかけて、米系投資銀行の東京支店で最も多くの収益をあげたソロモン・ブラザーズ・アジア証券の伝説のトレーダー、明神茂氏も出てきて、東京市場の金融史を知ることのできる一冊でした。


posted by ヒデキ at 07:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 熱狂的なヤル気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

夢の途中で

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 【 カレッタ汐留 高層レストランから臨む東京ベイエリア 】

今日は嬉しいことが1つあった。

 ニューヨークからプライベートジェット機に乗ってやってきた本社CEO兼会長が東京で開いたタウンホール ( 全従業員集会 ) で、ヒデキとその仲間、社会貢献活動をド派手に展開しているチームが、世界5万人の従業員の中から選ばれる会長賞のトロフィーをもらったのだ。

 『 よくもこんな少人数の社内横串的なコミッティで、あれもこれも地域貢献活動を繰り広げるよ! 』 と、見ている社員のほうがビックリするくらいに、多彩なメニューを準備して、仕事の合間に慈善活動やら、社会的弱者を救うボランティア活動まで展開しているわけである。

 長らくこのチームのリーダーをやってきた ( 今は交代したが ) ヒデキが、いろんな幅広い分野を仕掛ける中で、かなり突っ込んだ活動を展開するのがこの社会貢献活動。

 金曜日にホームレスや失業中の母子家庭や難民や児童養護施設に食料支援をするボランティアや、外資系金融が中心になって大規模に行っているチャリティマラソンの実行委員会、東北被災地への募金活動やら食料配布など、数え上げたらきりが無い。

 普段の仕事が猛烈ならば、社会貢献活動も猛烈にやるのが自分の流儀。

 ” なんのために働いているんですか? ” と、聞かれたら、その理由が
200個以上あって、いちいち答えるのが面倒なので、このブログにわざわざ 【 熱狂的なヤル気 】 という連載コーナーを立ち上げたくらいだが、端的に言えば、

 自分のタレント ( = 才能 ) が直径10センチの円だとすれば、そこに努力や自己啓発や語学力の向上、体力づくりまで含めて、直径12センチ、15センチの円にパンパンにふくらませ、それをバーン! と、社会にぶつけて日本経済を活性化させるのが生きがいだから。

 というのがシンプルな回答である。

 蛇足になるが、 ” 若者たちを幸せにすることで、日本社会を幸せにし、カップルを増やして国内消費経済のパイを増やし、ひいては人口も増やして、日本経済を拡大させる ”

  ためにはじめた月に一回の大型合コン、 
TME TOKYO MATCHING EXCHANGE 東京合コン取引所、 も、僕が猛烈に働く200個の理由のうちの一つである。

 ↑ ↑ 上記のスローガンが長すぎて、人々に覚えてもらえない! という単純な事実に最近気付き、

 ” 東京を感動とロマンで満たす ” という短いスローガンに、先月から変えた。。。 

 言い忘れたが、ヒデキは外資系証券の広報マンでもある。

 明日も早起きして、ニューヨーク本社会長のハイヤーに乗り、訪問先で通訳をしなくてはいけない。アテンドは明日で終わりだが、結構気が重い!

 通訳は、無茶苦茶、緊張する仕事で、30分やっただけでも背中から脇の下から、ワイシャツが汗でびっしょりになる。

 でも、自分のやっていることにお墨付きを得られて、今夜は夢の途中まで達成した気分だ。

 
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2011年02月27日

理想主義  − “ ストレスを減らし、熱狂的なヤル気を生み出し、決して落ち込まない心の魔術 ”

 2011年2月25日に銀座で行われました 「東京グルメツアーズ 第16回 ” 銀河系最大の合コン” 」 でヒデキが45人を前に行いましたスピーチの全文をお届けします。

 今日はお忙しいところをお越し頂きましてまことにありがとうございます。
ここに来る前、ひとつ嬉しいことがありました。

 グーグルで “東京合コン取引所” と検索すると、なんと画面の1位に出てきて、2位以下にずらりと 「 東京証券取引所 」 や 「 東京工業品取引所 」、 「 東京金融取引所 」 が並んでいたのです。

 東証は一日に20億株近くを取引する、文字通り日本の資本市場を担う顔ですし、東京工業品取引所も、日本の商品先物市場の取引、東京金融取引所は金融先物取引を扱う、日本にはなくてはならない社会のインフラです。

 これを見た時には思わず笑ってしまいましたが、 ”自分の理想に近づいてきた” とほくそ笑みました。

 なぜならば、僕は昼間は証券市場で流動性を供給する (投資家に売買の機会を供給する) 金融マンとして、夜は婚活市場に流動性を供給する (男女の出逢いの機会を大量に供給する) 、”市場の流動性の供給業者” として日本経済の拡大に貢献したいと思っていたからです。 

 そんな理想を、冗談ではありますが、 「 東京合コン取引所 」 と、証券取引所に対抗して語っていた折り、ネットの世界とはいえ、グーグル検索のトップに出てきたというのは愉快なことです (笑)。 

 さて、今日は ” なぜいつも熱狂的なヤル気に包まれているのか” という理由を理想主義を主題に7分間お話しさせて頂きます。

 結論は次の3点です。

 @  自分のためや家族のため、あるいは個人資産の増大といった、自分中心の人生目標を外してみよう。全然ちがった世界が見えてくる。

 A  社会問題と経済問題はリンクしている。自殺、失業、就職難など多くの社会問題は経済問題に派生している。わたしたちビジネスマンは、日本の抱える社会問題を解決するために日本経済の拡大にまい進すべきだ。これができるのは政治家でも役所でもなく、ビジネスマンだけだから。

 B ”行動こそがすべて” と信じる。 日本人ビジネスマンの9割が
 ”評論家人間 ( 口だけはさみ、人の悪口、陰口を叩くが、結局のところ何も貢献していない )”。
実行部隊はわずか残り1割しかおらず、自分達はこちら側に入るべき。

 この3つを頭に叩き込んで、日々、自分の視野を広げておけば、熱狂的なヤル気が湧いてくるはずです。 

 @ 僕が若手ビジネスマンと飲みに行くときに、僭越ではありますが、 『 着眼大局、着手小局 』 のススメをよく話します。

 “業界最高の仕事をするんだぞ” と、常に超長期志向でのぞむことで、日ごろの些細なアップダウンなど、取るに足らない小さな出来事に思え、ストレスに打たれ強くなります。
 
 ”自分の敵は、社内ではなく、アジア市場の香港、シンガポール、上海、韓国市場の同業者だ。彼等のはるか上を行く努力をすることで、自分は日本に貢献する。” と、目標を持ってIT技術でも、語学力でも、財務会計の知識の吸収に励むことで、職場の人間関係やトラブルなど、小さな出来事だと達観できます。

 3か月、6か月先の短期の利益にしばられない考え方です。

 こういう長期的思考ができるようになれば、冬のボーナスだけを気にして仕事をしたり、来年の昇進だけを目標にして、アップダウンの激しい生活を送ることなく、常に右肩上がりの上昇志向の持ち主になれるでしょう。

 A 次に、社会問題を良く知り、社会の問題を解決しようというマクロな視点で自分の行動を起こすとポジティブ思考になれます。

「 月曜日の朝、会社に出勤するのが嫌になる 」

「 朝、オフィスに来てもヤル気がしない 」 という方がいたら、是非、聞いてください。

 これらの方はいわば義務感だけで会社に来ている人だと思います。いわば、パンを買う金のために会社に来ている人です。

 もちろん、パンを買う金も、自分や自分の家族を養う金を稼ぐのは大切なことです。でも、もっとそれ以上に、自分のタレント ( = 才能 ) をビジネスの世界で活かすことで、社会問題を解決できたら素晴らしいと思いませんか?

 ”社会問題を解決する” = 日本経済を拡大することで、失業、就職、自殺問題の解消に力を貸してやろう、ということです。 スケールが滅茶苦茶デカい代りに、自分のヤル気も滅茶苦茶デカくなります。

 最近は外資系でも日本企業でも成果主義が進み、年功に対して給料が払われるのではなく、個人のパフォーマンスや業績に対して給料が払われる方式に変えている会社が多くあります。

 それらの企業ではPMP・業績査定計画(人事査定)が導入され、毎年、年度の始まりに1年間の目標を上司とともに設定しますが、これを導入したことで、いきおい、自分の目標が短視眼的になったと思います。

 つまり、自分の2メートル、3メートル先の目標だけにとらわれるビジネスマンが増えて、冬のボーナスを得たとたんに、熱意が消失して、ヤル気が失せてしまうわけです。

 PMPも、頑張った人が頑張っただけ報酬をもらうという観点で非常に有効な人事制度であることはまちがいがないのですが、かえって短期的な視野にとらわれる人が増えた気がします。

 短期的な視野にとらわれる人には、実は特徴があります。

 一つは視野が狭いこと。もうひとつは、自分のビジネスマン人生を10年、20年といった長期で俯瞰して、グランドデザインを徹底的に考えていないこと。その結果、日頃のちょっとしたことで、すぐに落ち込みます。

 僕の語る ”理想主義” とは、新聞や雑誌、人脈から得る話しで視野をひろめ、自分や自分の家族の幸せのためだけに働くのではなく、ひろく日本全体のために働くという発想法です。

 僕がこの思想を持ったきっかけを紹介させてください。

 一つは、10年前にゴールドマン・サックス証券に転職した折りに、中途採用社員のオリエンテーションに出てきた高岡良助氏から、熱く生きること、自分のタレント ( =才能 ) を社会の中に活かして生きていくことを学んだことです。

 彼は、若手の中途採用社員数人を前にして、初対面であったにもかかわらず、いきなり30分の説教をしました。

 「 いいかお前ら。お前らはどうせ、会社と家とを往復するだけの単調な毎日を送り、せいぜいその途中に赤提灯に立ち寄るくらいの生活しかしていないだろう? 

 俺に言わせれば、そんな人生は、何もしていないのといっしょだ。君らは若いんだし、世間と比べれば才能にあふれているんだから、その才能を目一杯に拡大させて、思いっきり社会にぶつけていき、最大限の社会貢献をすべきだ。 」 と、熱弁したのです。

 彼は、生き残りの極めて厳しいゴールドマンで、平均的な社員が3年で辞めていくところを、なんと15年も生き残ったつわものです。しかも、仕事の傍ら、国際的なボランティア組織をつくり、40人以上の同志を神奈川県で集めては、アジアの貧しい国々の子供達に物資・食料援助をしています。

 「 国際交流はこどもの時からアジアの会 」
http://homepage2.nifty.com/asiakids/

 それから6年ほどたち、今の会社に転職してからは、外資系金融企業が主に主催しているチャリティマラソンの幹事団として、約40名ほどの仲間といっしょに、総勢6700人もが参加するチャリティマラソンの企画に、毎年5ヶ月近くを費やしています。

 ここに集った幹事の人たちは、外資系証券の広報担当の方が多いのですが、ただでさえ実績主義で、本業の仕事でも長い時間、奮闘されているのに、自分にとっては何のクレジットにもならない社会貢献活動に、少ない時間を使っては努力されている方々で、熱い魂の持ち主です。

 ”社会問題を自分達の力で解決していこう”

 という目標は、言うほど易いことではないのですが、そうした大きな目標をもって毎日、臨んでいれば、ヤル気もそれに伴って大きくなるものです。

 自分の利益、自分の家族の利益しか考えていない人間 ( ほとんどのサラリーマン ) は、しょせん月に30万から80万くらいの月給を稼ぐ責任だけが肩に乗っかっていると思います。

 それに対して、社会や日本のために働こうという思想のあるビジネスマンは、文字通り、社会に住む何万人という人たちの生活、日本人全体の生活を自分の肩に乗っけて粉骨砕身するわけですから、ヤル気のボリュームが、前者とは数十倍から数百倍も大きいのです。

 上司に叱られたり、人間関係に悩んだり、何か困難にぶち当たったりした時でも、社会や日本のために働こうという志のある人ならば、そうそう簡単に落ち込んだりはしません。

 僕がテフロン加工 ( どんな逆境にあっても凹まない。 ) と言われるゆえんです (笑)。

 B 最後になりますが、いくら理想があっても、現実が追いついていかなければ、途中で挫折してしまうでしょう。僕が大事にしているのは、3番目のインプリメンテーション ( = 実行 ) です。

 ” 評論家人間 ” は、もう日本に腐るほどいます。これ以上は不要です。

 日本に必要なのは ” 実行部隊 ” です。そう、日本経済を拡大する最前線で戦う実行部隊です。

 こうして ”東京合コン取引所” を運営していくのも、ブログを通じて若手ビジネスマンや大学生に、刺激や知識、元気の源を供給していくのも、自分が実行部隊になって、少しでも社会を変革させていきたいからです。

 いつも僕の心の中には、就職難で苦しんでいる大学生の影があります。全国で68%という史上最低の内定率に悩み臥せっている大勢の大学生のことを思うと、私たち現役のビジネスマンが、少しでも経済を拡大して、彼らを救いにいかなくてはいけないと思っております。

 僕は大企業の社長でも、起業家でもない、都内に大勢いる中間管理職の一人に過ぎませんが、そんな一個人であっても、 ”無名の戦士” として、毎日を熱狂的に生きることで、社会に貢献していきたいと思っています。

 それが僕の信ずる ”理想主義” です。

 長いスピーチになりましたが、ご清聴ありがとうございました。

                    (終わり)

 P.S. この後、自分で自分に課した罰ゲーム、スピーチ予定の7分から1分でも超過したら、1分あたりビールの一気飲みを一杯飲む、ということで、2分に該当する2杯を一気飲みしたのでした(笑)!


 【 何のために働くのか − SBIホールディングス CEO 北尾吉孝 】


posted by ヒデキ at 21:35| Comment(4) | TrackBack(0) | 熱狂的なヤル気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月16日

”市場の流動性供給業者” ヒデキ

 お昼休みの丸の内は、どことなくホッとしたビジネスマンやOLが街を歩き、師走の雰囲気を濃くしている。

 さて、唐突だが、最近の自分の活動ぶりを振り返って確信したのだが、ヒデキは人生そのものが 
”市場の流動性供給業者”(マーケット・メーカー) である。

 昼は証券市場で、間接的にではあるが働くことで、東京市場に参入してくる 売り手 と 買い手 に流動性 (取引量) を供給していく ”流動性の供給業者”。
 
 わかり易く言うと、東証2部やジャスダックの小型の銘柄は、出来高が少ないために、市場で売り買いをし易くするために野村證券や大和証券といった大手証券会社が自己ポジションで、市場のために売りや買いの注文を出したり (マーケットメイク)、プロップトレーダーと呼ばれる、証券会社の中でも際立って優秀な人間が、会社の自己資本を使って自らの才覚で市場に注文を出し、トレーディングをすることによって、東京市場全体のボリュームを増やしてくれる (自己売買部門)。

 売り、買いの量が多く供給されなければ、証券市場は衰退して、今の東京市場のように世界4位 (ニューヨーク証取、ジャスダック、ロンドン、東京の順) 
に転落してしまうので、東京証券取引所は、昼休みの時間を削ってまで取引量を拡大 (流動性を確保) しようと必死である。

 会社の裏方仕事をしているヒデキは、トレーダーではないが、規制の許す範囲内で自らの日本株の取引をしている。
 
 プライベートでは、婚活市場で男女の出会い (売り手と買い手) に流動性 (出会いの機会) を供給していく ”流動性の供給業者”。

 昔のように社内婚やお見合いの機会が減り、婚活市場に流動性が減少しているので、流動性の供給業者が必要とされるわけである。さもなければ、人口減少に歯止めは掛けられない。

 出逢いの機会が増えるか否かは、ひとえに東京の婚活市場に優秀な ”流動性の供給業者” がいるかどうか。いなければ、出逢いの機会は減っていくと同時に、日本の将来も衰退していく。

 ヒデキの尊敬する松本大(まつもとおおき)氏、マネックス証券創業者、マネックスグループCEOも、
  ”社会に人と人とのつながりを提供するキャタリスト (媒介者) が必要で、自分もそれを目指している” という趣旨のことをおっしゃられている。それゆえに、社会は活性化して行くのだと。

 そんな訳で、ヒデキは昼も夜も、必死に流動性を供給することで、日本社会の活性化や日本経済の拡大を図っているわけである!!

 自分のタレント (=能力) を、半径10cmの円だとすると、それを努力や、改善や、知識の開拓で12cm、15cmの大きな円へと増やしていき、それを ”バーン!” と社会に思いっきりぶつけることで、貢献していく。

 至って単純明快な生き方。自分の社会との関わり方を端的に表した言葉が ”市場の流動性供給業者”。

 こんな話をすると、 ”私を株券と同じにするな!!” と、怒り出す女性参加者が出てくるかもしれませんけどね! (笑)。

posted by ヒデキ at 13:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 熱狂的なヤル気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月01日

熱狂的なヤル気 (2) − 人を、社会を好きになれるか?

 ほぼ2週間に一回か、1カ月に一回の割合で、
 
 “なぜヒデキさんはそんながむしゃらに働くのですか?”
 “なぜヒデキさんはそんなに頑張り屋なんですか?” と、聞かれてばかりいるので、当ブログに連載コーナーを作って一度に大勢の皆さんに説明している。今回は2回目。

 横浜・港北区には、 “港北七福神” なるお寺の名所が7つあり、地域に由来の深く、お堂も庭も美しく、落ち着いたたたずまいが心に訴えてくるような安らぎの場所がある。ヒデキはサイクリングの道すがら、お寺の脇を通ると、自転車を止めて、四季の自然を体に感じ、ヒヨドリや椋鳥のさえずりを聞きながら、お寺にお参りして小休止をする。

  日曜日の今日も、丘陵地帯沿いにペダルをこいで、里山の下にあるお寺のわきに自転車を止めると、そこに池があり、作業衣を着たままのお父さんが、ぽっちゃりと太った幼児の男の子を自転車の補助席に乗せてやってきた。

 まだ未就園幼児と思われるその子は、たいへんあどけない可愛らしいしぐさで、池の鯉を指さしては父親に話しかけていた。なぜ日曜日にこの父親は作業衣を着ているのか分からないが、小さな工場が周囲にたくさんあるこの地域では、不況と円高で、土日にも工場をまわさなくては食っていけないのだろうと想像した。

 それでも、仕事が終わって家にもどってから、わずかに残された日曜の夕方を使って、幼少の子供を自転車に乗せて、子供とふれあう時間をつくるこのお父さんをとても尊い存在に思った。一見して、全然裕福な家族には見えないこの二人だが、父親の献身的な愛情にささえられて、幸せな家庭を持っているのだろうと察した。

 願わくば、この親子が、これからの長い人生を、不況や失業、卒業しても就職先が見つからない、といった不幸に見舞われることなく、経済的にも、心のうえでも豊かに暮らしてほしいと願う気持ちでいっぱいになった。

 帰り道に自転車のペダルをこぎながら、この親子をはじめ、小さな子を持つ家族が、これから20年、30年と、幸せな生活を送る、つまり豊かな経済をつくるために、自分はいったい何ができるのか? と、考えながら走った。

 昔、法事の時に実家にきてくれたお坊さんが、
 
 「 丸いたらいの中にあるお水を、まわりにいる皆で飲むとしましょうか。そのときに、お水にありつける人というのは、真っ先に手をたらいに入れて、自分の方にお水をかきわける人ではありません。なぜなら、自分の方にかいた水は、たらいの板にぶつかって反発し、相手側の方にながれていくからです。

 反対に、まず皆の方に手をむけて “お先にどうぞ” と、たらいの水を相手に流してあげた人は、その水が相手の板に当たって円形の淵をまわりながら、まず自分のところに水が来ます。 」
 と説教してくれて、世の真理を垣間見せてくれた。

 一方で、欧米の著名なビジネスマンのサクセスストーリーを分析したナポレオン・ヒルの話の中には、

 「 最初に金を追い求めるな。
まず周りにいる人たちを幸せにしろ。社会を富めるように自分から努力をしろ。やがて周りのひとたちをハッピーにすれば、お金は自然とついてくる。 」

 この2つの話には共通点がある。
 “ 自分の利益誘導型人間” には、短期的な幸せは来ても、長期的な幸せはきづらいということだ。

 近くを見渡してみればいい。金融業界には多くみられるタイプ、
 「 冬のボーナスをたくさん欲しいから。 」
 「 来年は昇進したいから。 」 という自分の利益を誘導することを行動原理に置いている人は、願いかなって今年は十分なボーナスがもらえたかもしれないが、数年後には苦労するケースが多い。先に金をもとめて、その先の人生まで順風だった人の例など見たことがない。


 “ 自分の利益誘導型人間” とは好対照を成すタイプが、 
 “ 社会の利益実現型人間” であり、ひろく周りの社員や顧客、地域社会に住むヤンママ、ヤンパパ、子供たちや学生さん、など、これからの日本の社会を支えてくれる多くの人たち、皆を富めるような方向に努力した人ではないかと思う。
 
 なぜならば、 “社会の利益実現型人間” は、自分達の会社が進化するため、あるいは東京の金融業界が他市場に比べて進化するため、地域にいる失業者が減るように雇用を増大させるため、日本経済のパイ、GDPを拡大するため、と、ひろく視野が大きな方向を向き、目標設定のスケールもデカいため、 “自分の利益誘導型人間” と比べた場合、エンスージアズム ( = 情熱) のボリュームが3倍から5倍くらいは大きいわけである。

 ためしにこの説が本当かどうか実証してみたければ、書店に行ってワタミフードサービスの渡邉美樹社長の本や、楽天の三木谷浩史氏、SBIグループの北尾吉孝氏の自伝を読んでみると良い。日本経済の第一線で活躍している人たちは、決して個人資産の増大を目標に置いているのではなく、社会公共の富を拡大させることにゴール設定をしている場合がほとんどである。

 ではいったい自分たちには何が出来るのか? どうすれば大きな社会の利益実現ができるのだろうか?

 もし自分がIT企業でSEやシステム開発の仕事をしていれば、アップルやノキアが次に出してくる製品やサービスよりも、数段桁違いの優れたモノを必死で開発すればよいし、金融機関での市場取引が仕事であれば、過去の罫線や他市場のチャートを徹底的に勉強し、経験則を学んだり、同じ市場で働く為替トレーダーや株式トレーダーと一日に何度も電話で情報交換して、相場の動きを徹底的に理解する努力を根気強くすれば良い。

 金融機関の為替トレーダーで大成功した人の話を読むと、そこに費やされた仕事量や、情報収集にかけた努力の量が、他のトレーダーの数倍もあることが分かる。

 事務管理部門でバックの仕事をしているのであれば、業界の中でどんな新しい制度や手法が開発されているかを学び、先端をいく会社から情報を取って、周囲の役員陣を必死で説得して、自分の会社も最先端の装備をすれば良いと思う。

 目標設定のゴールに、 “冬のボーナス” や、 “来年の昇進” といった3カ月先、6か月先の利益を置かずに、

 “ 自分は寝食忘れるような勢いでこの技術を開発して、世界のコンピュータ市場に先駆けて日本の利益をガッチリ稼いでくる。そうすることで日本のGPDを増し、失業者を減らす。“
  とか、

 “ 自分は他市場には絶対に存在しないような新しい金融派生商品を創り出して、東京市場を再興させてやる。それがやがて自分たちの社会を豊かにする。” 

 など、気宇壮大な理想にむかって邁進すれば、エンスージアズムの量 (=情熱のボリューム)は、大手町・丸の内にいる平均的なサラリーマンの数倍に達するだろう。

 そして、その思想の原点には、自分とはまったく関係の無い地域の人でも、社会でも、広く日本人全体でも、人を好きになれるか、というのがモチベーションになってくる。
 
 そんなことを考えながら、帰路のペダルをこいだ。

 【 参考: 「なんのために働くのか」 SBIホールディングスCEO、北尾吉孝著 】


posted by ヒデキ at 01:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 熱狂的なヤル気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月26日

熱狂的なヤル気 (1)

 ヒデキはブログを書いているが、実は心の中では、これをブログとは思っていない。

 ”社会の公共財を創る” つもりで、学校や報道機関と同列と考えているからだ。

 刺激や元気、ヤル気の源や知識を、インターネットを使って日本全国にバラ撒き、ひいては社会を活性化する。
 ここから知識や情報を発信することで、少子化で縮む経済を、ビジネスマン一人一人の生産性を上げることによって日本経済を拡大する。そして雇用は拡大し、失業者が減ることで、多くの人々を経済的に幸せにする。

 日頃は忙しくて語学学校やMBA (経営大学院) に通うことのできない人達に、無料で学ぶ社会のインフラを創る。
という、実に気宇壮大で野心的な試みなのである。。。

 ほぼ1カ月に一回か、2週間に一回くらいの頻度で、ヒデキは周りの人から

 「どうしてそんなに頑張るんですか?」 とか、 「どうしてそんなに働くんですか?」 と聞かれるが、自分でもそんな答えを持っているわけではない。そんな訳で、熱狂的なヤル気が出る理由を、連載シリーズでお話しすることにした。

 第一話は、東海道徒歩旅行のときに頭に浮かんできたこと。

 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 

 「広い世界が見てみたい」 という欲求があり、休暇のたびに継続して徒歩旅行している様子をアップしているが、歩く時は、頭の中のオールクリアボタンを押して、普段の仕事とは全く関係のないつれづれを考えている。

 幼稚園バスや、出迎えのヤンママ、耕運機を車庫から出して畑まで運転するおじいちゃん。子供の手が一段落して、保険の外交に出て行くおばちゃん。

 東京や大阪でビジネスマンをしている限り、そこにいるプレーヤーしか目に入らないが、地方でいろいろな生活をしている人たちを見るにつれ、日本はいろいろな地域に住む、さまざまな年齢の、いろんな仕事に就いている人たちによって形づくられているのだな、という単純な事実に気付かされる。

 東京や大阪の都心部で働くビジネスマンは、目標を自分の幸せの追求だけに置くのではなくて、自分達は国の経済の中枢に身を置く商人(ビジネスマン)なのだから、ここにいる地方の人たちまで全て含めて、ひろく日本の国全体を富ませて、できるだけ多くの人たちを経済的に豊かにして幸せにするには、個人としての自分はどうしたら良いか !?

 というテーマをそれこそ夜も眠れなくなるくらいまで徹底的に考えれば、

 『 こんなことじゃいかん !! 』

と、熱狂的なヤル気が出てくるだろうし、自分のタレント (=才能) を磨くために必死になるし、欧米勢、アジア勢に負けないくらいの創造的なアイデアや、革新的なシステムを編み出すようになるのではないか?

 そして、ちっとやそっとのことで凹んでしまうような弱っちいメンタリティからすぐに脱却できるのではないか?

 なぜならば、上司や同僚から叱責されて凹むのは、自分の価値を、会社の人々対自分という、極めて限られた単線軸だけで見ているからで、会社以外にも自分の価値をワーッと拡げて行く分野があれば、複線的に社会貢献する自分があり、個々の出来事から落ち込むインパクトも減るからだ。

 要は考え方ひとつの問題で、自分(および家族) の幸せしか視野に入っていないビジネスマンは、自分と給与をくれる雇用主との関係でしか世界を見ていないのだが、自分のことを日本経済の中核部隊と考えて、自分のタレント (才能) は自分の幸せのためだけに使われるのではなく、地域にいる人たちすべてを豊かにするために働くのだと思えば、無限の向上心と、熱狂的なヤル気が湧いてくるのではないか? と思う。

 「 日本経済の中核部隊だなんて大げさな!! そんなの一部の重役クラスだけでしょう? 」

と言われるかもしれないが、とんでもない。

 外資系金融の東京の経営陣のすぐ下で働くヒデキは、上も下も見ているが、経営陣だけでは会社がまわっていく筈もなく、中間管理職が上と下とのサンドイッチ状態になって、連日、髪の毛振り乱す勢いで働き、その下には有能な一番弟子や新人がいて、膨大な数の事務作業を時間通りにこなしていくから、会社はまわっていくのである。

 新人も、中間管理職も、頂いた給料を消費経済に回して国内経済を拡大させていくから、ビジネスマンは一人残らず、 ”日本経済の中核部隊” なのである。

 自分の身の置き所をちょっと変えてみるだけで、給料が安かろうが、昇進が遅かろうが、そんな些末なことなどどうでも良いことに見えるだろう。

 そして、そんな姿勢で生きていれば、今度は社会が自分のことを放っておかなくなるだろう。

 そんなことを考えながら歩いた。

posted by ヒデキ at 08:02| Comment(3) | TrackBack(0) | 熱狂的なヤル気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする