2016年10月23日

起業のアイデア1000本ノック (47)

日吉 住宅地.JPG

 − 首都圏直下型地震の発生に備えて、首都圏の空き家を食料・水の備蓄基地にする

 本日、鳥取県で震度6の地震が起きました。鳥取県でこれだけの規模の地震が起きたのは過去2回目だそうです。地震の活発期に入ったのがはっきりと感じられます。

 首都圏直下型地震は、むこう30年間の発生確率が70%だそうです。70%ということは、はずれる確率が30%ですから、発生する可能性のほうが余程高いのです。

 東京都庁は、いざ、首都圏直下型地震が起きたときには最低3日分の食料・水を企業と家庭で備蓄するようにと指南していますが、僕は甘すぎると思います。

 首都圏直下型地震がおきると、新幹線、在来線、高速道路、主要国道、港、空港と、全部止まってしまうので、東京近郊に食料や電力・ガス、水を供給するライフラインがすくなくとも3週間は止まってしまうと思います。

 冷静に考えてみましょう。熊本地震が起きたときには人口70万人の経済を回復させるのに2週間から3週間がかかりました。首都圏は、神奈川、東京、千葉、埼玉あわせると、3千万人ちかくが住んでいます。

 つまり、大地震が起きた際には3週間で食料・水、ライフラインの供給が戻せるかどうかが非常に不安定です。

 そんなときに活用できるアイデアが不動産の有効活用です。
少子高齢化が進み、東京郊外には後継ぎがなく、所有者がいなくなり草ぼうぼうになった空き地がすさまじい勢いで年々増えています。

 この空き地を、首都圏直下型地震が起きたときの食料・水の供給基地として有効活用するのがヒデキのビジネス・アイデアです。

 首都圏の空き家を買い取り、そこに備蓄用食料と水を貯蔵し、地震リスクを恐れる会員から毎月、月会費を頂くと、いざ地震が起こったときに、会員のご家族は餓死することなく生存していけるのです。

2014年12月23日

ポテチ袋がおしゃれ文具に ゴミ再生ベンチャー・ビジネスが日本上陸

 面白い会社が日本に上陸しました。ゴミのリサイクル事業を手掛ける米国のベンチャービジネスです。スウェーデンのゴミのリサイクル率は99%ですが、日本のリサイクル率は30%にも届きません。ほとんどのゴミは焼却されたり埋められたりして環境負荷をかけています。

 最近も、ペットボトルの回収にかかる費用がかさむため、東京23区での商店店頭での回収を止めるとのニュースが出ました。ペットボトル再生用樹脂は、主に中国など海外に輸出されるため、国内での再生原料に流通する価格が値上がりしているためです。

 このベンチャー企業は大企業とタイアップすることでPR効果も狙った上手な活用方法を使っています。ゴミのリサイクル率を上げ、それがビジネスにもなるのであれば、エコロジーとエコノミーを両立させられる優れたアイデアですね。

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 世界26カ国でゴミのリサイクル事業を手がける米ベンチャー企業、テラサイクル(ニュージャージー州)が日本に本格進出した。大企業のビジネスと上手に組み合わせ、ゴミを「オシャレな商品」として再利用する手法が注目され、提携企業数は世界100社超にのぼる。社是は利益を売上高の「1%」にとどめること。究極のゴミベンチャーは独創性にあふれている。

 ■ 仏ロレアルや米P&G 提携先はビッグネームばかり

 ” お菓子などのパッケージからつくるバッグやメモ帳はデザインも人気 ”

 1日、日本ロレアルがテラサイクルと組み「キールズ」と「メイベリン ニューヨーク」の2つのブランドの販売店舗で、化粧品容器の回収を始めた。キールズではスキンケア、メイベリンではマスカラや口紅などメーキャップ用品を受け付ける。

 競合他社の製品も対象だ。消費者は試供品や、寄付金として使えるポイントなどをもらえる。初年度に10万個の回収を見込んでいる。

 環境省によると、日本のゴミ排出量は2012年度で年間約4500万トン。約8割はリサイクルできず、処分している。処分される運命のゴミを活用するのがテラサイクルの役割だ。ロレアルの場合は公園や店舗に置くベンチに変身させる。

 世界最大の化粧品会社である仏ロレアルグループがテラサイクルと組むのは日本が4カ国目。

 関連コストは非公表だが、すべてロレアル側が負担する。環境意識の高い欧州系グローバル企業の取り組みと言えばそれまでだが、日本ロレアルのクラウス・ファスベンダー社長は「消費者との接点が増えるチャンスになる」と解説する。競合製品の愛用者ならなおさらだ。既存顧客も来店の頻度が上がる相乗効果が確認されたという。

 テラサイクルの提携先は日用品大手の米プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)や食品大手の米クラフト・フーズなど、ビッグネームばかりが連なる。日本では米系たばこ大手のサンタフェナチュラルタバコジャパン(東京・港)が第1号で、4月から吸い殻を大量に回収している。

  デパートの袋はドレスに − 溶かさず再利用

 ” オフィスはレコードで間仕切りし、デスクはドアを再利用(米ニュージャージー州テラサイクル本社)”

 世界の有力企業をひきつけるテラサイクルの魅力とは一体何なのか――。一つは回収後のリサイクルを丸ごと依頼できるという簡便さ。もう一つが、物を溶かさずに特性を生かして再利用する「アップサイクル」手法だ。

 例えばポテトチップスの袋はバッグに、デパートの袋はドレスに、多数のペンはシャンデリアに様変わり。つまり企業はロゴやブランド名の入った商品をつくり、販売もできる。

 企業心をくすぐるアイデアは、ニューヨーク郊外にある本社で、専属デザイナーたちが次々と生み出す。使い捨てレコードを並べて部屋の間仕切りに、住居のドアは会社の机に――。ゴミをとことん利用するアイデアが詰まっている。ユニークぶりは米国でも注目され、社員たちの様子がドキュメンタリー調のバラエティー番組に。人気が出てシリーズになった。

 トム・ザッキー最高経営責任者(CEO)はハンガリーから政治亡命し、カナダで育った

 テラサイクルの創業は01年。トム・ザッキー最高経営責任者(CEO)が学生時代になぜかミミズに執心し、生ゴミから堆肥をつくる研究をしたことから始まった。

 現在の売上高は13年で1870万ドル(約22億円)。ザッキー氏の方針で、利益は売上高の1%にとどめ、残った費用は研究開発投資に回している。どんなに成長しても、経営陣の給与は、新人の7倍にとどめると決めている。

 ザッキー氏はハンガリーのブダペスト生まれ。オランダに家族で政治亡命し、カナダで育った。米名門のプリンストン大に通い、そのまま米国で起業した。「 僕たちはモノをたくさん持っていることをかっこわるいと感じる世代 」。真のコスモポリタンは、世界のゴミ削減に大まじめに取り組んでいる。

( 引用: 日本経済新聞 ) 

2014年01月18日

資本家の価値

 経済評論家、副島隆彦が著書で、資本家、企業家の価値をずばり一言で表現していますので紹介します。

「 いかにバブル紳士と呼ばれ、横領背任罪で逮捕され、社会の指弾を浴びる者であっても、私は、軽々しく非難しない。企業経営者とは、普通の人間がやってみてとても利益が出そうもないことを商売の種にして、それで立派に利益を引き出す極めて特殊な人種である。 

 資本家(企業経営者)というのは、口先ばかりのインテリ知識人とは違う。事業経営にすごい能力を持っていることはもちろんだが、ときには神がかりにも似た異様な判断力を持っている。資本家の条件とは、ただこつこつと真面目に働くだけではない。さらに、霊感にも似た投機家としての才能がなくてはならない。

 そうでなければ、時代の先を読み、商機をつかみ、資金を獲得し、従業員を指揮して利益をあげるなどということはできない。それはやっぱり才能である。そういう特殊な才能を持った人間たちを、社会はもっと大事にしなくてはならない。

 どうして、公務員や、真面目さだけが取り柄のサラリーマンだけが立派な人間として評価される必要があるのか。こういう小心者を中心とした社会など息苦しくてしようがない。」


 ( 引用: ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ )

2013年09月23日

日本の電力危機を救う、もう一つの発電方法

 “ 東京オリンピック2020年に浮かれる前に − それでエネルギー問題はどうするの? ”

 著者の友人のバンカーが、日本の電力危機を救う、今までだれも気付かなかった処方箋を、数値に基づいて書いておりますので、ここに紹介させて頂きます。

 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ 

※1以下の文章は著者が個人として完全な「趣味」で書いた文章であり、特定の組織の意見を代表するものではありません。
※2同様に下記内容に基づいて読者が何かしらの投資行動をしても、その結果について一切の責任を著者は負いかねます。
※3初稿は限定公開と致しますが、事前に著者に御一報頂ければシェアと転載を一切拒絶するものではありません。


 東京都知事のイスタンブール批判騒動、汚染水漏洩に関する欧米マスコミの突込みを見事に?かわして何と東京が2020年のオリンピック開催地になってしまった。 熱狂に沸く日本人、 「東京都知事は開催地招致を辞退するべきだ」 とネットで言っていた方々はどうするんだろう?

 他の都市のプレゼンを見ていないので決定的なことは言えないが、東京への質疑応答に対する回答を見る限り、正直、「よくこんな感じで開催地招致勝ち取れたよな」と思った。 輸送手段に関する質問、汚染水に関する質問、いずれも「お約束します。保証します。」で具体策を言わずに切り抜けていた。

 これで招致を勝ち取れるなら、私も明日から職場で上司から責められたら同じフレーズを使ってみたいものである。

 世界に対する「約束」と「保証」がどんなに重いものか、2020年に思い知るようなことだけは避けてほしいものである。

 マスコミ報道ベースで見る限り、東京には相応に勝算があったのだろう。イスタンブールは反政府デモが発生、元々、政教分離の世俗政権だったが、イスラム政党が台頭していると聞く。

 このままイスラム政党が台頭して2020年を迎えたら女性選手の出場に問題が生じてもおかしくなかっただろう。

 マドリード、スペインは欧州危機の中心地のひとつで、ギリシアの次はスペインかイタリアかと言われ続けていた。 失業率は一部報道で20%超とも言われており、経済不安や財政力に不安を感じられても仕方ない。

 対する東京は原発事故・・・IOCのお偉いさんもきっと頭を抱えて悩まれたのだろう。
反政府デモか、経済不安か、原発事故か、究極の選択だったが、多分、最後はカネがものを言ったと思う。

あとは2020年までに大地震でも起きないように祈るしかないが、候補地が問題だらけだったらもう一度選定をし直しても良かったはず。 ここから先を語りだすと陰謀論しか出てこなさそうなので割愛しよう。 都合よく、候補地選定の直前に候補地にバッドニュースが流れる不思議な招致レースだったと思っている。

 そんな冷めた一匹狼だが、もう少し冷めたことを書き連ねてみよう。
輸送手段の質問を聞いていたら東京都知事が 「毎日、何千(百?)万人もの旅客を鉄道網が輸送しています」 みたいなことを仰っていた。

 でも、その動力である電気について、今、日本はゆれている。今年は大きな問題もなく、節電の夏を乗り切ったということになるが、電気の供給不安・電気料金の上昇が空洞化を招いているという声も聞こえる。

 そもそも工業製品の生産に電気の安定供給は不可欠。 機械が規則正しく動かなければ品質が安定した工業製品は作れない。 その点で3.11までの日本は、諸外国とは異なり、停電もなく、安定した電圧で、安定した電気供給が出来ていた。

 それが一変して、2年半近く。電力会社は今どうなっているのか?  例によって、門外漢のド素人が挑む、分析シリーズである。 今回は私の知的好奇心のまま、電気事業連合会の統計データを眺めて色々と調べてた。

 因みに私自身、放射能汚染は次世代(日本の未来)のことを思うと大変困るが、日本経済の発展のために脱原発をしてしまうのは反対。 ドイツのように新エネルギーで行くといっても莫大な設備投資、転じて国民負担が増加する。

 技術開発で頑張るといっても、新エネルギーはその発祥からして不安定性を抱え持つ。風力にせよ、太陽光にせよ、人間がどんなに頑張っても天気を操れなければ風をふかすことも、雲をどかして日照をコントロールすることもできないからだ。

 従って、仮に日本で製造業を維持しようとするならば、不安定性が根底にある新エネルギーに根底から変える事は出来ないだろう。

 そうすると既存の火力と水力に頑張ってもらうしかないだろう。 日本の発電量のうち、30%を賄っていたのは原子力、というのは3.11前の話。 3.11以後は、80%から90%が火力発電、残りは水力と原子力といった形だ。 火力発電がメインなのは電気の安定供給という点で一番コントロールしやすいのだろう。

 だが、当然、コストも高くなる。原子力は「クリーンで安価」と言われていた。 今回はクリーンかどうかについては議論しないものの、確かに安かったと思われる。 過去20年超を見るに原子力発電のコストは水力といい勝負で3.11までは安い電力だった。

 ※この発電コストには燃料費、減価償却費、修繕費などが全て含まれていると推察されるが、詳細は非開示のため不明。

 2011年になると原子力発電のコストが急激に上昇し、他の電力を引き離す。2012年段階では2012年の火力発電コスト対比で6-7倍になっている(グラフの範疇を逸脱)。

 火力発電のコストも上がっている。2008年は資源価格の上昇でコストが上がったが、再び2010年から上昇傾向にあり、2012年には過去ピークの2008年に並んだ。

 2008年は国際的な資源価格の上昇、2012年は電力会社の引き合いが増えたということ、また資源価格も徐々に上がっていることが原因であろう。

 稼働率にも大きな変化があった。原発は安価のみならず稼働率も高い。最も高い時期には90%に近い時期もあり、3.11前でも60%台の稼働率を有していた。 ところが3.11後は一気に稼働率が下がり、一桁台である。

 火力発電の稼働率が原子力発電の穴を埋めるように上がったというのであれば問題ない。 ところが、実際には火力発電の稼働率上昇はゆっくりしており、従前、40%台だったものが漸く60%であり、原子力の乱高下に比べると緩慢である。 古い火力発電所の稼働率云々というところまでデータからは裏づけが取れなかった。

 これからどうするか?方法は幾つかあると思う。まずは火力発電の技術革新。燃焼効率を高めるとか熱回収能力を高めるとか火力は火力でも効率を上げる方法。

 しかし、二酸化炭素削減の世界的な潮流の中、効率化にも限界があるかもしれない。CO2回収技術と組み合わせてゼロエミッションを中長期的に目指していくことが必要だろう。

 世間は新エネルギーに眼がいきがちであるが、私は水力を再活性化できないかとデータを見て思った。 今回はグラフにしていないが、電力設備という点で水力発電設備は合計すると結構、容量が多い。

 2012年段階で、日本中の水力発電所の発電能力は3600万KW、対する原子力発電所は4350万KW。 一箇所あたりの発電能力では水力発電所は大きく劣るものの、20%という稼働率をもう少し高められれば火力発電の補助的な役割を果たせるかもしれない。

 しかも、水力発電所であれば、CO2排出も限定的ではないだろうか? (勿論、水力発電所には小規模、老朽化、地理的な分散と言う課題があるのだろうけど)前回の分析に引き続き今回も電気事業連合会のデータを手がかりにエネルギー問題をあくまで趣味の範囲で考えていきたいと思う。

 実を言うと最初、金融経済におけるポートフォリオ理論に基づき、擬似的なポートフォリオを計算しようとしていた。

 エネルギーにおけるリスクとリターンをどう考えるかは多用な考え方があるが、今回は各エネルギー毎の単位マージン(電力料金−発電コスト)を軸にしようとした。 ところが実際に計算をすると「ハイリスク・ハイリターン」にならない。

 計算する前は原子力が「ハイリスク・ハイリターン」になると思っていた。つまり、マージンが高い半面、事故が起きるとマージンが大きなマイナスになる(リスクが高い)。

 ところが、2012年までの平均ではマージンは最低。試しに2011年と2012年をはずして計算したが、著しい差が生まれない。 他の算出方法だと「ハイリスク・ハイリターン」かもしれないが、単位ごとのエネルギーとしての収益性を計算する限りでは絶対的に収益性が高いエネルギー源とはいえなさそうだ。

 報道等では 「発電コストでは原子力が最も優位」 という表現がなされていたが、少なくとも価格を所与としたマージンではそこまで圧倒的な収益性を発揮するという類のものではなさそうだ。

 但し、これは水力、火力、原子力で発電量を無視した単純な単位別のマージン。実際には発電量の大半を占めるのは火力であり、火力と原子力を比較すると原子力は火力発電対比では相応のコスト優位性を有しているようだ。 原子力を火力の代替エネルギー源とすれば十分な効果があったとも言えるだろう。

 3.11は火力対比でコスト優位性を持つ原子力のリスクが発現してしまった事故だ。「事故さえ起きなければ」原子力にはコスト優位性がある。 しかし、一度、リスクが発現すると原子力のマージンは急激に悪化する。

 マージンの標準偏差としてリスクを定義するのであれば原子力マージンのリスクは火力発電の7倍近い。 このリスク(標準偏差の大きな=ボラティリティ)は他のエネルギー源を圧倒している。

 見ようによってはこんなにボラティリティの高く、それに見合う圧倒的なコスト優位性がないエネルギー源に国の発電量の30%を依存していいのかという疑問が出てきたとしてもおかしくない。

 では、どうすればいいのか?机上の空論ついでに考えてみようと思う。私の答えは水力の稼働率を高めて発電量を確保するというもの。 最後のバブルチャートがその可能性を示唆している。

 日本国内の発電設備の最大出力ベースでは火力:水力:原子力の比率は3.6:1:1.2。データ上では原子力と水力の発電設備容量は大きく離れていない。

 しかし、過去20年余りの平均稼働率は原子力が60%以上、水力は20%。 発電量の比率では原子力30%に対して水力は10%未満。

 一つの仮説だが、原子力の発電量が増えたのは原子力の稼働率の高さに負うところが大きい。 実際に前回示した過去の推移を見ると原子力の稼働率60%超という数字は火力、水力に比べて群を抜いて大きい。

 勿論、水力は原子力に比べて発電量がコントロールできない難しさがある点は明記するべきだろう。 火力と原子力の発電は人の手によってコントロールできるが、水力は雨量や河川の流量に発電量が大きく依存する。

 新エネルギーに期待する声は大きいが、2012年の発電能力は水力の65分の1。その将来性には未知の可能性があるが、水力に追いつくまでだけでもかなりの設備投資が必要だ。

 マージンは実はそこまで悪くないが、水力クラスの商業運転ができるかどうか。 「今の発電設備で、追加的なコストを掛けずに発電量を確保する」 という点では難しい。

 今ある設備で、追加コストをあまり掛けずに発電量を底上げするという点では水力の稼働率向上が現実的と思われるが、データに現れていない水力発電設備の老朽化対策にどう対応するか?

 風力でも太陽光でもなく水力というのは世間一般の見立てとはかなり突拍子がないもののように思われるが、過去のマージン推移、潜在的な発電能力、上昇余地がある稼働率からすると現実的な路線と思うのだが、中々難しいものだろうか?


2013年08月24日

起業のアイデア1000本ノック (41) 「日本版ゴールドマン・サックスを創業する」

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 「日本版ゴールドマン・サックスを創業する」

 何をまたヒデキはおかしなことを言い出すのだろうか。。。猛暑のおかげでとうとう頭がイカれたか。。。

 と思われるのを承知で発案する今回の起業のアイデア。もちろん、モルガン・スタンレーと並んで米国を代表する投資銀行のゴールドマン・サックスをそうそう簡単に起業できれば誰も苦労などしない。

 今から144年前、1869年にユダヤ人のマーカス・ゴールドマンとサミュエル・サックスの二人が創業したゴールドマンは、最初は投資銀行として、そしてトレーディングや資産運用、不動産投資と、時を経て多角経営に成功し、世界の金融界でも不動の地位を築いた。

 日本には投資銀行の業態は存在しないが、わかり易く説明すると、日本を代表する三菱商事が 『現物の世界で最強の投資銀行』 とすれば(投資会社、持ち株会社、M&A企業)、ゴールドマン・サックスは 『ペーパーマネーの世界で最強の総合商社』 である。

 この2つの会社は、扱っている商品と社員の国籍が違うだけで、三菱商事の社員をアメリカ人にして、扱っている商品をペーパーマネーにそっくりそのまま置き換えたものがゴールドマン・サックスだと思えばよい。現に、ゴールドマンの東京オフィスには三菱商事からの転職組が何の違和感もなく働いていた。 

 ところが、この国には、米国のゴールドマン・サックスと同様の金融機関を創りだすくらいのリソースは揃っている。それを仮説・検証するたたき台として、この記事を読んで欲しい。

 なにも一晩にして日本版ゴールドマン・サックスを起業しようなどとは思っていない。3段階を踏む。今日はその第一段階。

 第一段階: “個人投資家を組織化する!”

 世間の俗説では 「日本人の金融リテラシーは低く、高校、大学から家計管理、資産運用、株や投資信託の仕組みを習ってきた欧米人と比べると、日本の社会人の金融能力は相当劣る。」 と言われるが、本当だろうか?

 ある一つの数字に注目してもらいたい。

 外資系金融業界の社員数は現在2万4千人。2008年のリーマン・ショック、2012年のギリシャショックで1/3 が減ったものの、最近はアベノミクスのおかげで微増している。

 その一方で、デイトレーダーの数は現在約5万人。自宅でパソコンの前で朝から晩まで為替や株をトレードしている専業トレーダーが、外資系金融マンの倍の人口もいるのである。

 デイトレーダーは、トレードだけで生活しており、会社には属していない。

 個人とはいえプロの金融業者である。日本の証券業界の人口が約10万人だから、その半数ちかくも個人のトレーダーがいるというのは、日本は恐るべしポテンシャルを持っているということだ。

 日本には、もっと “資産運用大国” として活躍できる余地が隠されているのだ。

 20世紀の日本経済は電機産業、自動車産業、機械産業がエンジン役として海外から富を稼いできた。そして21世紀の今、日本経済のエンジンとなっているのが通信、自動車産業、そして総合商社の3つ (引用: 日本経済新聞、上場企業の2012年、2013年決算の純利益ランキング) だが、4番目に “資産運用大国として稼ぐ”がある。

 トレーディングの技術を駆使し、世界の投資家と戦って富を日本に稼いでくるのである。それに大きく貢献するのが、全国5万人のデイトレーダーである。

 為替トレーディングの世界では、 “ミセス・ワタナベ” と呼ばれる副収入目当ての専業主婦が、晩御飯の調理の片手間にキッチンからスマホを操り、小刻みの為替トレーディングをとんでもない回数を重ねて取引し、数千万から億単位のお金を毎日、動かす主婦がたくさんいる。

 大阪市では、為替トレーディングの儲け4億円を無申告でやり過ごし、脱税のかどで摘発された主婦もいるくらいだ。驚くことに、そのほとんどが金融業界出身者ではなく、素人なのである。

 英米のヘッジファンドやプロップハウス( Proprietary Trading House: 自己勘定取引の専門会社)、欧米の金融機関で最も頭脳明晰な人たちが配属される為替取引部門のトレーダーが、知略の限りを尽くして戦っている為替取引の世界で、日本代表の “ミセス・ワタナベ” 軍団が、ドル円相場、ユーロ円相場、ユーロドル相場で、専門家と売り手と買い手の2つにわかれて互角に戦っているのである。

 為替市場では、日本のミセス・ワタナベは相場を動かす一大勢力として有名である。

 また、エクイティ・トレーディング(日本株取引) では、信用取引を駆使して一日に何回も大量の株を売買し、倍々ゲームで資産を増殖させている個人投資家が多い。

 みずほ証券の“ジェイコム株誤発注事件”で、一日にして20億円も稼いだハンドルネーム “BNF”氏は、資産総額が200億円以上とも言われ、その代表格だ。

 そうした為替、エクイティの個人投資家の中から、会社組織の中でトレーダーを志す人間を採用し、会社の自己資本の運用をお任せし、会社の規模を大きくする。

 日本ではアーク証券がこのビジネスモデルを使って成長している。

 会社の自己資本をトレーダーの手に委ね、自己売買部門を大きくすることで会社規模の増大をはかり、雇用を創出する。ここには、お客様は存在しない。すべてが会社の自己資本とトレーダーの才覚だけで完結するのだ。

 マーケティングだの競合他社だのブランディングだのといった、ややこしい話は一切なし。ただ“メイク・マネー” できるかどうかだけが問題なのだ。

 個人でトレーダーをやっていると、社会保障や年金、納税から世間体まで、会社組織でないと享受できない問題がいろいろと生じてくるが、トレーダーが会社の中で活躍できるインフラを作ることにメリットの一つがある。

 「日本版ゴールドマン・サックス」 は、会社の自己資本金をトレーダーに委ね、優秀なトレーダーを採用し、とんでもない損失を出さないように慎重にリスク管理を行いながら、会社規模を大きくしていく。

 1999年にゴールドマン・サックスがIPO(Initial Public Offer: 株式公開) するまではパートナーシップ会社だったが、この会社も同様に、社員に分配したボーナスの中から、希望する社員には翌年、“増資”をしてもらい、会社の自己資本金を拡大する。

 年度末の決算は、社員へのボーナス分配にほとんどすべてを回し、利益は残さない。従って法人税はほとんど無きに等しい。会社の成長は社員からの “増資”でまかなっていく。パートナーシップ会社の強みである。

 こうすれば、儲けのほとんどを社員のボーナス、基本給にまわすことができ、
 「証券取引の天才」 をこの国に多数輩出することを、経営目標とする。

 そして2年、3年と順調に会社規模が拡大したら、人事、経理、税務、総務、テクノロジー部門、といったバックオフィスも拡充させ、会社の成長する第二段階に備える。

 次の段階は、“ヘッジファンド部門(他人からのお金を預かり、最先端の金融技術を駆使して運用する)”の創設である。 
 (つづく) 


2013年03月10日

起業のアイデア1000本ノック (40) 東北被災地復興会社をつくる


 東北被災地復興会社をつくる

 明日で東日本大震災が起きてから2年。東北地方はまだ災害からの復旧に苦しんでいる。そんな被災地をいろいろなカウンターパーティを巻き込んで復旧の手助けをし、国のインフラを整えていくのが “東北被災地復興会社” の仕事である。

 @ 放射能に汚染された福島の土地を除染する専門会社を作る。

失業者を首都圏、関西から雇い、月単位で東北に派遣して除染作業に従事してもらう。地方自治体からお金を頂き、道路、個人宅の除染を行う。ここで雇用の増大がはかれる。
 

 除染は今でもビル管理・清掃会社の人が見よう見まねで行ったり、福島県内在住の地元の市民が兼業で行っているそうである。専用の高圧式洗浄機を使って放射線を洗い流すわけだが、研修に3日間を割いたあと、作業に出向いていただく。

 線量のある土砂が民家一戸から700キロも出る。そこから次のビジネスをはじめる。

 A それを今度は太平洋の埋め立て事業という2つめの事業につなげる。

 現在は民家の庭先の地中に埋めたり、公共の廃棄場に運搬したりしているそうだが、これを太平洋に埋め立てる。国の領土が増えるわけである。

 北方領土だ尖閣諸島だ、竹島だ、と領土問題に信じられないくらいに時間をかけて苦労しているが、削った土で太平洋を埋め立ててしまえば、歯舞諸島くらいの領土は簡単に増やせるのである!

 松下幸之助が松下政経塾で、国土を増大させるために、

「日本アルプスを削って太平洋に埋立地をつくれ。狭い国土にも、広大な工業用地がタダのような値段でできるし、領土が増やせる。巨大な公共事業で建設業もおおいに潤う。」

 と言っており、その発想の大胆さに度肝を抜かれた。山や森林を削り取るなど、自然保護団体が聞いたら憤慨ものだろうが、福島の場合は違う。

 だれも引き取りたがらない土壌を、太平洋の埋め立てに使い、その周りをセメントで固めてしまえば、海洋汚染にもつながらないし、国際的に非難される筋合いもない。ロシアや中国や韓国に何の遠慮をすることもなく、日本の領土が増やせるわけである !!

 あたらしく作った埋立地は、海側に風力発電機を並べる。太平洋岸は強い風が吹くから風力発電にはもってこいだ。

 風力発電による低周波で体調を崩す地元住民がいるということで、大型風力発電装置を設置するには場所選定の苦労がつきものだが、民家から遠く離れた埋立地ならば誰も文句は言わないだろう。

 そして内側には巨大な太陽光発電基地をつくる。業績難であえぐシャープや (三洋電機を買収した) パナソニックなど、日本の家電メーカーを救うためには強力な内需創出機会だ。

 そして、発電した電気は、土地を提供してくれた福島県と折半し、売電収入の半分を福島県に譲ることで、福島県内の家屋除染作業にかかる公共事業費を支える。被災地の人びとからも喜ばれる。

 ”ベンチャービジネスと地方自治体のコラボレーション” である。

 B ここまでが軌道に乗ったら、第3段階に移る。

 今度は福島の除染土壌の埋め立て事業とは関係のない、自然エネルギー発電のアイデアである。

 地方自治体とパイプをつくり、信用を得られたら、次に福島県、宮城県、岩手県の津波被災地に行き、津波で消失した地域の土地長期借款契約を地元自治体とむすぶ。

 海沿いには巨大な風力発電機をいくつも並べ、消失した低地には太陽光発電パネルを並べる。そして、売電による収入の半分を地元自治体と交わした土地長期借款契約の代金に充てる。

これにより地方自治体も復興のための資金が捻出でき、福島第1原発の事故により欠乏している電力需要を補助できるのである。


 津波で消失した土地はほとんどが個人の所有だが、また600年後に同じ地震で津波が起きると分かっていたら、そこに子孫を住まわせてわざわざ危険にさらそうという人は少ないのではないか。

漁港や商店をつくり、日中は仕事をするとしても、住まいを設けるには高台のほうが安心できるだろう。

 長期土地借款契約をして、地元にお金を落とすことは、地元民が山間地、丘陵地域を開墾して高台に居住地をつくる資金の補助にもなるだろう。

 C ここまでは単なるドリームだが、次に資金調達に移る。以前、 ”起業のアイデア1000本ノック” 
を優秀なバンカーに話したら、 『 財務三表も作っていない奴に、融資などできない。 』 と、一言で片づけられてしまった。起業には資金がつきものである。

 ”東日本復興会社” は、言うのは易いがスケールがデカ過ぎて巨額のお金の出し手はいないだろう。そこでコラボレーションを仕掛ける相手が ”日本の第2の電力会社” 、大手商社である。
 
 丸紅はIPP ( Independent Power Provider: 独立系発電事業者 ) として、大手商社の中では一番の発電量を誇り、最近では経済産業省とコラボした福島県沖での洋上風力発電や、事業調査に3年をかける茨城県鹿島灘沖でのアジアで最大規模の洋上風力発電計画を進めている。

 また、三菱商事も日本企業としては2社目に洋上風力発電事業に乗り出した。こうした日本の第2の電力会社は、東電や中電、関西電力とちがって資金繰りに困っていない。

 いやむしろ、豪州や南米、アフリカでの資源掘削やレアアース開発で純利益が数千億円も儲かって、大手町の上空から現金の雨がじゃらじゃら降っているような状況なのである。

 また、彼らを “総合商社” と一言で済ますのは誤りである。実態は

 “総合商社 兼 石油会社 兼 電力会社 兼 穀物商社 兼 アパレル会社 兼 機械会社 兼 宇宙航空機会社 ” というコングロマリット (財閥) である。

 丸紅や三菱商事に “東北被災地復興会社構想” を持ちかけ、プロジェクトとして最初に出ていく資金を融通してもらう。資金の借り入れ利息と、売電収入の1割を大手商社に払う。そして、現地のオペレーションは自分たちで行う。

 また、大手商社の信用力を借りて、地方自治体にプロジェクトを承認してもらう助けにもなるだろう。

 さて、この “東北被災地復興会社” が動き出すと、自分たち以外にも恩恵を受けるパーティが8つある。

 @ 関東、関西地方の失業者 − 月単位の労働を東北地方で授けることにより、収入が得られる。

 A 福島県、宮城県、岩手県の自治体 − 売電収入の半分が得られる

 B 福島県の除染地域住民 − 労働力、資金の不足から遅々としてすすまない線量除染作業が一気にすすむ。

 C 津波被災地の土地地権者 − 売電収入が得られる。高台に新居を建設する原資が得られる。

 D 大手商社 − プロジェクト資金の利息、売電収入が得られるほか、
      「東北被災地の復興を後押しした」 という名声が得られ、国内ビジネスに追い風が吹く。

 E シャープとパナソニック − 太陽光発電パネルが大量に売れる。経営再建の貴重な原資になる。

 F 東日本の国民 − 福島第1原発事故で失われた電力が、自然エネルギー発電で多少なりともカバーされる。

 こんな国家事業を稼働させて、多くの関係者や東日本大震災の被災者を幸せにできたら素晴らしいだろう。


2012年11月11日

起業のアイデア1000本ノック (39)

 とても頭の良い創業者

 作家の山本兼一氏が日経に投稿した記事からの紹介。

 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎  

 起業が成功した創業社長の方には、取材で何人もお目にかかった。共通しているのは、みなさんたいへんパワフルであることだ。エネルギーが湧いて全身からほとばしっているという方が多かった。

 なかでも 「 やきとり大吉 」 の創業者、辻成晃氏は深い含蓄を持っている。
全国で1千店舗をもつ焼き鳥屋さんなのに、大阪商工会議所では飲食業の部門ではなく、情報産業 (?) の部門に入っていた。

 本部は、各店舗にやくとり店営業のノウハウを提供しているだけ、というのがその理由である。

 辻社長は20代でサラリーマンをしていたころ、いつか自分で起業してみたいと思っていた。わずかな資金で開業できるのは、やはり飲食店である。思い切って踏み出した。

 店を開いて一軒目はうまくいくものの、二件目、三件目を出すうちに、しだいに苦労が増えてくる。店員の管理が難しいからだ。アルバイト店員を働く気にさせるにはどうしたら良いか?

 「 月に決まった額だけ入れてくれれば、あとはあんたの儲けにしてええさかい、それでやってみんか 」 と言ったとたん、ヤル気のなかった店長の働くこと働くこと。

 人間は欲と道連れ。そう呆れるほどに働いた。

 ほかにも、本部はあるものの、トラックが食材を店舗に運ぶこともなければセントラルキッチンもない。店主は本部に低額の看板料を払うだけで、鶏肉も他の材料も近くの商店街で仕入れる。

 「 焼き鳥は手間に塩を振って売る商売。タイで串に刺して冷凍して送らせたら、なんていう話をたくさん持ち込まれたけど、鶏肉は物価の優等生。地元で買ってその日に串に刺して焼いたのが美味しいんや。 」 
 資金は乏しいが、独立開業したい人は大勢いる。焼き鳥なら、三か月修行すれば、なんとか調理場に立てる。そんな人がどんどん店を開き、店舗が増えた。

 酒販店の使い方も頭が良い。激安店が増えて、地域の酒屋さんはたいへん苦労している。それで、酒の値段は値切らずに各店舗に買わせる約束をして、酒屋さんにちょっと働いてもらうのだ。

 店に配達に行くとき、リストでチェーン店の様子をチェックし、Faxで本部に報告してもらうのだ。店員の清潔な服装、掃除の徹底など。大手飲食チェーンの常識でいえば、それは本部のやる仕事。

 そんな部門にお金をかけず、既存の商店を活用し、しかも適正な取引で相手に喜んでもらうのが大阪商人、辻社長の流儀であった。

 ( 引用: 日本経済新聞 ) 

 【 金持ち父さんの起業する前に読む本 − ビッグビジネスで成功するための10のレッスン 】




2012年05月12日

Entrepreneurial Thinkers 起業のアイデア1000本ノック (38)

【 連載記事は下記のカテゴリー欄より通してご覧になれます。 】

  海外営業専門会社を創る

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

海外営業専門会社を創る

 今回のアイデアは、独自技術を持った日本の中小企業の製品を、海外営業部員を持たない彼等に代わってネット上で海外に販売するアイデア。日本には素晴らしい技術を持った10人規模の中小企業がたくさんあり、販売努力さえすれば海外でも売れるのだが、残念ながらそこまでする体力の無い会社が多い。

 九州にある超音波加工機メーカー、兵庫県にある、熱風の渦を活かした新技術で商品包装する機械メーカー、札幌にある遠隔画像診断サービスのシステム会社。革命的な技術を持っているのに、それを海外に販売するリソースが無いために、国内市場でしか販売できない。もったいない話である。 

 @ マルチリンガルのホームページを作る。英語、中国語、ドイツ語、フランス語、韓国語の5か国でホームページを作成。海外に販売する中小企業の先端技術、商品を掲載する。

 A 海外検索エンジンでキーワード広告をやってみる。広告を出すのもクレジットカード決済だから、日本にいながら海外市場で宣伝できる。当たり前のようだが、数年前までは海外メディアに広告を出すには現地まで行かなければならなかった。それが今ではネットだけで出来てしまうのだ。

 B 顧客に見せる商品のプレゼンテーションやデモンストレーションにしても、ホームページ上で映像を用意しておくだけで出来るようにする。以前はこのようなことは決して出来なかった。

 ネットのおかげで海外営業は一変してしまった。だが、対応している日本企業は少ない上、独自技術を持った中小企業など、海外営業部員を抱えている会社などまずないので、彼等の販売代理店として代行する機会はたくさんある。

 ホームページを外国語で作成する手間、海外向けに製品を販売したい会社を探してアプローチする手間さえ惜しまなければできるだろう。

 日本の中小企業を支え、輸出を増やして貿易黒字を支える上でも貢献できる方法である。


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2012年04月15日

起業のアイデア1000本ノック (37) 

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  BCP計画の専業会社を起す

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

  BCP計画の専業会社を起す

 これはまさに自分に適した起業のアイデアである。少なくとも中古のバンを買い入れて大手町や丸の内の街角でピザを一切れ100円で売ってビジネスマンやOLのランチや間食を提供するビジネスよりはましだろう。。。

 企業にとってBCP計画 ( 緊急時業務続行計画 ) は、会社の存亡のかかる重要な業務である。昨年の東日本大震災のときに、すべての日系企業も外資系企業もふだんは目立たないBCPがこんなに重要であることに気がついた。

 実は、BCPを専業として独立した会社、コンサルタントを開くと、カネになるのである。3つの側面から説明しよう。

 @ 営利企業はゼニを稼ぐことにプライオリティを置くので、ふだんは目立たず決して光の当たることのない部署、BCPには人材を配置しようとしない。それどころか、関係の深いリスクや総務、テクノロジー部門に兼務させてよしとしている。 

 たいていの企業は、コスト節減のため、BCPにヘッドカウント ( 社員ポジション ) を設けようとせず、関連部署に放り投げてお茶を濁そうとするのである。

 ところが、BCP計画やサイト構築を徹底的にやろうとしても、IT部員や総務部員が兼業でやったところで、ディザスターのランクに応じたマトリックス型のち密な計画を作るのは難しい。よしんば計画は出来たとしても、本番が稼働できる環境を準備するまでがひと苦労である。

 昨年の3.11を思い返すがよい。福島原発が爆発して、関東地方の上空から放射能が降ってくるような状況となり、BCP担当者は 『 想定外でした 』 と言うばかり。

 どだい、本社のオフィスとBCPサイトを同じ関東地方に置いておいて、同時にぽしゃった時のことなど想定していなかったのである。ここにプロが登場するニーズがある。にわかじたてのBCP担当者にはできないプロの仕事をするのである。
  

 A BCP専業会社を創ることは、日本の国益にかなう

 リーマンショック時の不況から一時持ち直し、外資系金融人口が2万4千人まで増えたのだが、またこの1年で減って、2万2千人台になってしまった。なぜか?

 東日本大震災と原発ショックで、外人が日本の震災リスクを恐れてオペレーションをアジアに移す向きが増えたからである。このままではいけない。日本の国内経済が縮小してしまう。

 外国人に安心して日本国内でビジネスをやってもらうには、バイリンガルでBCP計画を策定し、BCPサイト構築まで外国人の指揮のもと、予算の範囲内で完成させるプロが必要なのである。英語で指示を受け、日本語で不動産業者や建設業者をまとめられるプロジェクトマネジャーが必要である。

 B 日本のBCPサイトは高すぎて外資系から敬遠される。そこをコンサルが何とかする
 
 日本にもシンクタンクやシステムベンダーの構築したBCPサイトがあり、サービス契約で借りられるようになっているが、免震対応で、非常用発電装置が付き、ファシリティー面は完璧なのだが、いかんせん高すぎる。

 それが嫌で、外国人は震災後のBCP機能やオペレーションを香港、シンガポールをはじめ、アジアに移すことを考え始めたのである。 

 ここで不動産業者、建設業者をうまくまとめて免震対応、非常用発電装置のついたサイトを廉価で企業に貸与できれば、ニーズは飛躍的に上がる。それを行うのがBCPの専業コンサルである。外資系企業を国外に逃がさないための重要なミッションである。

 【 あなたが作る やさしいBCP 】























2012年03月29日

起業のアイデア1000本ノック (36)

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  ほどほど翻訳会社をつくる

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===
 
 ほどほど翻訳会社をつくる

 外資系でビジネスをやっていると、文書の翻訳や通訳を必要とする機会が本当にたくさんあり、期日に間に合わないようなときにはコストをかけてでも翻訳業者に外注するときがある。

 ところが、翻訳料金の高さがネックになって外注をあきらめ、今週中に米国本社に出さなくてはいけない20〜30ページにものぼる書類を、夜遅くまで残業して英訳、和訳することもある。

 英文和訳は1ページ3000円以上し、その逆の和文英訳はさらに技量や時間を必要とするので、1ページ6000円以上する。発注量が数ページなら1万円前後で済むのだが、一度に数十ページを外注しようとすると、10万円を超えてしまって、コスト承認が下りない。

 したがって、数ページの翻訳は外注することができても、数十ページにのぼる翻訳は泣く泣く自分で訳したり、あきらめたりしなくてはいけなくなる。

 そこで社会のニーズを満たし、バイリンガル人材の失業者を有効活用する ”一石二鳥 ” のアイデアが、ほどほど翻訳会社である。

 翻訳会社で雇う翻訳者はTOEIC900点以上とか、英検1級所持者など、非常にレベルが高いので、そこまで達しなくても外資系企業や日系企業で英文翻訳の経験があるバイリンガル、TOEIC800点クラスや英検準1級クラスの人たちを登用する。

 外資系金融人口は2007年の2万9千人からいまや2万2千人まで減り、求職中の方も多い。そんな人たちに次の仕事が見つかるまでのあいだのつなぎとして仕事を提供する。

 また、子供の出産のために産休中の外資系ウーマンや、退職されたバイリンギャルの人たちを積極的に登用する。

 翻訳単価は市中の翻訳業者より3割安くし、翻訳者の手取りも安くするかわりに、企業の翻訳ニーズを満たす一方で、雇用も拡大させるのである。その代わり競合の翻訳業者ほどのクオリティは保証しない。

 安いかわりにほどほどのクオリティで満足してもらい、翻訳チェックは依頼主企業の方で行ってもらうのである。

 ”ほどほど翻訳会社” はこうして、求職中の人たちの在宅ワークと、時間の取れず、しかも予算に余裕のない企業の両方を満足させるのである。

 【 金持ち父さんの 起業する前に読む本、 ロバート・キヨサキ】


2011年12月17日

起業のアイデア1000本ノック (35)

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日本のブランドバッグ、皮革品を海外に販売するアウトソーシング・ビジネスを創出する

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 日本のブランドバッグ、皮革品を海外に販売するアウトソーシング・ビジネスを創出する

 北海道には地元資本のブランドで、狐、牛、イタチ等、野性動物の革を使ったブランド品メーカーがある。新千歳空港に行くとこうしたショップが土産物店の中で人気を集めている。

 また、女性に人気のバッグメーカー、サマンサ・タバサ・ジャパン・リミテッドも都心部だけでなく、ニューヨークをはじめ海外にも出展し、海外でのジャパン・ブランドのプレゼンスを高めている。

 他にも日本発のブランド品メーカーはあるのだが、いかんせん国内市場にしか販路を開いていない会社が多い。

 こうしたブランドメーカーと販売代理店契約を結び、日本の次世代を担う輸出品を世界に広めていくお手伝いをするわけである。

 ただし、自分は輸出事務、商品入荷、出庫、返品処理などの実務はいっさい行わない。人手のかかるオペレーションは自分または社員がやらずに、貿易商社やロジスティックス会社に全面的にアウトソーシングしてしまう。

 個人起業した当初からそんな大々的なオペレーションは回していけないし、中小零細の起業家は、ビジネスモデルを開発し、稼働させ、オペレーションが回っていることを監督するだけにとどめる。

 自分は、入出荷したコモディティの量や値段をアウトソーシング先からマンスリー・レポートを受け取り、結果を読んで次の戦略を考え、実行していくだけだ。

 ではいったいどこで自分の価値を発揮するかというと、二つである。

 @ 次世代の代表的な日本の輸出ブランドを発掘してくる目利き。商品の仕入れ先を発掘する作業。サマンサ・タバサは有名だが、まだまだ知名度の低いブランドメーカーが全国にはある。

 それらをネットや新聞、雑誌などからリサーチし、現在の販売先、販路を調べ、提案書を作る。そこで必要となるのが、対象企業の経営者に販売代理店契約をもとめて交渉する熱い情熱。

 「 1960年代にソニーやトヨタが未開の海外市場をもとめて積極果敢に攻め込んで行ったように、僕たちに次世代のメイド・イン・ジャパンを売り込ませてください! 」 と目をギラギラ輝かせながらブランドメーカーのお偉いさんに訴えるのである!

 片手にはコンビニ弁当と ”おーいお茶” の入ったビニール袋をぶら下げて。
「 ところでヒデキさん、その右手に持っているビニール袋はなんですか? 」

 と、初対面なのに弁当袋をぶら下げて面談にやってきた情熱的な男を不審そうな目付きでうかがう経営者に、こう言う。

 「 僕は社長さんが Yes と言うまでここを動きません。契約書にサインしてもらうまでは、廊下で弁当を食べて、夜まで返事を待たせて頂きます。 」

 「 。。。。。。。 」

 ビジネスは気合いである!! 気合いのない野郎に、新しい市場は作れないのである!

 OME 大阪合コン取引所を開業させるために、3千円の図書カードをあちこちにバラ撒いて集客し、この国に新しい市場を創っているヒデキの気合いを、ここでも発揮するわけだ。

いったんやると決めたら、たとえテコでも動かないという強い信念が、ビジネスマンには必要。

 そしてもう片方の手には、海外で商品が売れた分だけコミッションを払ってもらうという歩合式の販売代理店契約書が。

 A もうひとつは、海外の小売り業者に日本発のブランドを取り扱ってもらうための交渉。

 エコノミーシートを使って海外の安ホテルを渡り歩き、これまでに知り尽くした ”欧米人の思考回路” を暗唱しながら、欧米やアジアのバイヤーのふところに飛びこんで、丁々発止のやり取りをするわけである。

 なにせこちらにはブランドの輸出経験が一度も無いという、救いようのないハンディを負っている。それを覆すためには、
 ” Anything Happens Approach ( 目標達成のためならナンデモアリの積極姿勢 ) ”
 である!

 英語で書いた企画書やサンプル品だけでなく、満面のスマイルから、接待から酒の付き合い、海外のメディアに商品を紹介して記事にしてもらったりと、全方面から攻めていく。
 
 必要とあれば、ロンドンのハロッズ百貨店の前で屋台まで出して、通行者相手にサンプル販売をして、ハロッズ百貨店のバイヤーの目を驚かせてやろう。ロンドン警視庁に捕まるまでは。。。 

 こうして仕入れ先と販売先の2つをしっかりと確保して、小さいながらも次世代の日本の輸出品を増やしていくわけである。メイド・イン・ジャパンよ再び! その販路を切り開く炎熱商人の役を自ら演じるのだ。

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2011年10月28日

起業のアイデア1000本ノック (34)

 ” 千里の道も一里から ” と云いますが、起業のアイデアを1000個考案するからには、そのうちのいくつかは大ヒットするビジネスモデルになるでしょう。

 ソフトバンクの孫正義社長がカリフォルニア大学留学から帰国し、福岡の小さなアパートを借りて、これから乗り出す起業の各種ビジネスプランを1年以上もかけて1000本書いたという話は有名です。そこから今のソフトバンクが誕生したのです。

 まだ収入も無いうちから、クーラーを取りつける金もないので扇風機をブンブン回しながら、
 「 ワシの夢は、売上高を豆腐を数えるように、1兆、2兆と呼ぶような大企業になることだ! 」 と、小さなアパートで力説したところ、

 「 この人は頭がおかしい 」 と、アルバイトの男性が翌日辞めていったそうです。

 それにしてもやっと当連載も36本で、目標の1000本には遠い道のりです(笑)。

 ラベンダー畑にいるような雰囲気のロゴハウスの喫茶店、「富良野」を首都圏で展開する

 北海道に旅行した時に、

 「北海道まで来る時間やお金のない人にも、富良野や美瑛に広がるパッチワークの丘やラベンダー畑の雰囲気に浸ることができたら良いな」

 と考えていた。ログハウスの自然な外観、店内に入ると木の香りがして匂いで癒され、目をテラスの外にやるとラベンダーやハーブが植えられて、その一角がまるごと 「富良野」 をそっくりそのまま移してきたような空間。

 ガーデンをつくり、テラス席をつくり、しかもログハウスというと、広い敷地と建築コストがかかるから、都心は避けてちょっと郊外につくる。

 ログハウスを建てるにはコストがかかる。手作りする器量は無いので工務店に頼むが、せめてガーデンくらいは自分で造ろう。なんせ我が家は ”南仏プロバンス” だから (笑)!

 モデルとなる喫茶チェーンがある。名古屋資本の喫茶店チェーン、「 コメダ珈琲店 」 だ。

 5年くらい前に首都圏に進出してきたが、小田急線の鶴川 ( 町田市 ) や東急田園都市線の江田 ( 横浜市青葉区 ) など、郊外に展開している。

  喫茶大国「名古屋」 だけあって、モーニングのセットにはゆで玉子、パン、サラダまでついて350円。

 しかも珈琲は美味しい。お店の中は広く、新聞や雑誌も置いてあり、休日の朝をここで過ごす人たちが多い。

 地価が安いため、駐車スペースも広く、郊外で生活する人たちのオアシス的な場所だ。

 こんなモデルを参考に、「富良野」 をイメージしたラベンダーやハーブの香りが漂う癒しの喫茶チェーンをつくる。

 首都圏の郊外で、いろんな層からお客さんを集める。

 1. コーヒー党
 2. くつろぎを求める人
 3. アウトドア、自然大好き人間
 4. ログハウス好きな人
 5. ハーブやラベンダーの香りが好き
 6. 自宅のアパートが狭い人
 7. スローな音楽が好きな人
 8. 夏休みに子供を北海道に連れていってやりたいが、休暇も取れないしお金もないパパ

 こういった層にいる人たちを全部満足させるような店づくりをするのだ。
名古屋資本の 「 コメダ珈琲店 」 とヒデキの 「 富良野 」 が、首都圏でどっぷり二つに分かれて ”都会のオアシス ” 対決をするのである!

2011年10月04日

起業のアイデア1000本ノック (33)

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映画なら何でも揃う図書館並みのDVD専門店を作る

 ” 千里の道も一里から ” と云いますが、起業のアイデアを1000個考案するからには、そのうちのいくつかは大ヒットするビジネスモデルになるでしょう。

 ソフトバンクの孫正義社長がカリフォルニア大学留学から帰国し、福岡の小さなアパートを借りて、これから乗り出す起業の各種ビジネスプランを1年以上もかけて1000本書いたという話は有名です。そこから今のソフトバンクが誕生したのです。

 まだ収入も無いうちから、クーラーを取りつける金もないので扇風機をブンブン回しながら、
 「 ワシの夢は、売上高を豆腐を数えるように、1兆、2兆と呼ぶような大企業になることだ! 」 と、小さなアパートで力説したところ、

 「 この人は頭がおかしい 」 と、アルバイトの男性が翌日辞めていったそうです。

 それにしてもやっと当連載も33本で、目標の1000本には遠い道のりです(笑)。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 映画なら何でも揃う図書館並みのDVD専門店を作る

 新聞や雑誌で自分の好きな有名人がお薦めする映画を知ると、たちどころに観たくなって、レンタルビデオ店に駆け込んだ経験が、一度や二度は、あるのではないだろうか?

 最近はTSUTAYAやゲオなどの大型店があちこちにできたので、昔ほど探すのに苦労はしない。

 だがフェリーニ監督の名作を探そうと思っても、レンタル店では扱う商品や分野にばらつきはあるし、A級作品ならともかく、B級作品の映画は見つかりにくい。

 ましてや、エキゾチックなアジア、中東のローカル映画などを探そうと思ったら、Amazon でプレミアムの乗っかった高価な買い物になってしまう。

 映画は異文化との架け橋で、手軽に非日常に没入できるという意味で圧倒的に便利なメディアである!

 TSUTAYAがレンタルの超大型店を東京・代官山に作ると聞き、

  「そこに行けばどんな映画でも揃うのかな?」

  と期待するが、あくまでもレンタル店なので、貸出しの回転を考えれば売れ筋のよい作品を優先して扱うのが常識だろう。

 そこで考えたのが 「非常識な異文化供給空間」
 レンタルではなく、DVD、ビデオの新品、中古を問わずに、

 「 映画だったら地球上で売りに出された作品はなんでも調達して店頭にそろえます! 」 という図書館のように品揃えの豊富な販売店。

 映画オタクにとっては垂涎もののショップである!

 ネットショッピングがいくら店舗店のシェアを喰おうが、電子書籍やアマゾン書店が流行っても書店がこの世から無くならないのと同様、現物を並べて好きな商品を手にとって比較することのできる幸せは、消費者が手放さないのである。

 ここで店を開業するのに必要な資質と手順を4つにまとめた。

 @ 地球上に売り出されているDVD、ビデオ映画はどんな作品でも調達しようとする、鬼のような執念と情熱! → 店のHPの英語版、中国語版もつくれば、やがて海外マニアもオンラインで発注するだろう

 A DVD、ビデオ化されている映画をすべてエクセルのデータベースにリストアップし、調達できた作品からひとつひとつ消し込んで行く、地を這うような根気強さ!

 B アマゾン、ネット書店、オークション、市中のDVDショップ、リサイクルショップの中古ビデオ・DVDコーナーと、およそ地球上で考えられるありとあらゆる調達先からエクセル・データベースにマークされた作品を集めてくるフットワークの軽さ!

 この辺の作業は、体育会系の社員に任せよう。ビジネスを軌道に乗せるまでの間は、ヒマを持て余した学生を、歩合給制で雇っても良いだろう。

 C 店舗販売する商品は、回転をあげるために、同時にアマゾンショップでも平行して売りに出す。採算確保のためである。

 ここはパソコンを使った事務作業だから、ご近所の主婦を日中、安い自給で雇うことにしよう! 
元OLで、オフィスの事務作業をパートタイムで好きな時間に働きたいと願う主婦は、そこらじゅうにいるのである! 

 こうして、 ”非常識な異文化供給空間 ” を作った日には、映画雑誌はもちろん、地方紙やテレビ局にバンバン宣伝し、取材に来て頂いて、
” 日本に出来た新しい映画村 ” などと、ぎょうぎょうしいタイトルの宣伝をメディア上でしてもらおう。

 ヒデキが ” 日本に新しいインフラが誕生 ! ” と、OME 大阪合コン取引所を盛んに吹聴しているように。。。


2011年09月27日

起業のアイデア1000本ノック (32)

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全国の箱形トラックの荷台の壁を広告スペースに借り、クライアントの広告をペイントする広告代理店をつくる 自動車広告の新形態をつくる

 ” 千里の道も一里から ” と云いますが、起業のアイデアを1000個考案するからには、そのうちのいくつかは大ヒットするビジネスモデルになるでしょう。

 ソフトバンクの孫正義社長がカリフォルニア留学から帰国し、福岡の小さなアパートを借りて、これから乗り出す起業の各種ビジネスプランを1年以上もかけて1000本書いたという話は有名です。そこから今のソフトバンクが誕生したのです。

 まだ収入も無いうちから、 「 ワシの夢は、売上高を豆腐を数えるように、1兆、2兆と呼ぶような大企業になることだ。 」 と、小さなアパートで力説したところ、

 「 この人は頭がおかしい 」 と、アルバイトの男性が辞めていったそうです。

 それにしてもやっと当連載も32本で、目標の1000本に届くか心配になってきました (笑)。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

全国の箱形トラックの荷台の壁を広告スペースに借り、クライアントの広告をペイントする広告代理店をつくる 自動車広告の新形態をつくる

 都心部ではよく見かけるのが大型のキャンペーントラック。

 10トントラックの荷台部分を広告スペースにして、ペンキ画や液晶スクリーンによる広告を作って繁華街をぐるぐる回っている。

 ミュージックプロモーションからハローキティバス、飲料会社の新製品宣伝、化粧品広告から、出会い系サイトの宣伝まで、ビックリするような広告トラックが走り回っている。

 だが広告専用の大型トラックを貸しきると、短い期間でも高くつく。クライアント側にとっては清水の舞台を飛び降りるような覚悟がいる。

 これをもうちょっとエコノミーにして、少額の広告宣伝費で可能にしようというアイデア。

 ニーズとしては、

 @ 地域の中小運送会社は、荷主の開拓に苦労しており、景気が低迷し、物流が
減るととたんに減収になる。荷台を広告スペースにして貸し出すという副収入があれば、収益のブレを平準化できて運送会社経営も安定する。

 A 通常の広告会社がやるような野立て広告をあちこちに設置すると地域の景観が損なわれるが、 ( あふれる商業広告のおかげで、都市部も地方も情緒ある景観を損なっている ) トラック荷台ならば地域の美観を損ねることはない。

 B 路線バス、通勤電車のボディを使った広告が徐々に浸透する中、新種の広告手法も消費者の目を引き、クライアント企業にアピールできるのではないか。

 チャレンジとしては、

 @ 看板広告のニーズも細っている中で、どうやってクライアントを見つけるか。広告料金を安くする努力が必要。

 場合によっては、ヒデキ自身が ”TME 東京合コン取引所 ” と 
” OME 大阪合コン取引所 ” の広告を自腹で出そう。知名度が上がれば参加者も増えるだろうから (笑)。

 A トラックの荷台は立て看板より塗装が難しく、またペンキ屋をトラックの空いている日に派遣しなくてはいけない。制作コストをどう押さえるか。

 ここは、ハローワークに足を運んで、失業者を安い人件費で雇い、ペンキ塗りのプロになってもらおう。

2011年09月19日

起業のアイデア1000本ノック (31) < 北海道編 >

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  北海道に中国人観光客を誘致する観光プロモーション会社をつくる


 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 北海道に中国人観光客を誘致する観光プロモーション会社をつくる

 夏休みに北海道に旅行するたびに目にするのが多くの中国人観光客。多くは中国本土から台湾から来ており、札幌市街のデパートや駅、ラーメン店や寿司屋で目にするほか、富良野などの観光スポットに行くと、あちこちで中国人の団体客と遭遇する。

 今や中国は日本の最大の貿易相手国。経済発展が進み、個人の所得水準が上がって世界各地に海外旅行をする中国人を、 ( 近場の ) 北海道のとりこにしよう!! そして、中国人の落としてくれるお金で北海道経済を豊かにしよう!
 
 さて、観光プロモーション会社の業務は:

 ホテル、旅館、レストランに向けた中国語ホームページ作成サポートや、ホテル、飲食店の多言語看板、メニュー作成、土産物の中国語メニューの制作。

 札幌から旭川までの国道沿いの野立て看板の1/ 3 くらいは中国語の看板にしてしまうくらいの勢いで、北海道の観光・飲食業者に猛烈な営業をかけよう!

 観光ツアーの企画も中国系旅行会社に対抗して行う。

 日本人が得意の ” おもてなし ” の心で、中国系旅行会社と競争する。コストでは勝てないのだ。中国人セレブ御用達の旅行会社を狙っても良いだろう。少々単価が高くついても、高級感あふれる北海道旅行を楽しんでくれるだろう。

 また、中国人観光客向けのアクセサリーを制作するなど、新種のお土産開発も行う。
そんな中国人観光客向けの専用プロモーション会社が出来れば、北海道経済も潤うのではないか。

【 グルメギャオ 】

2011年09月08日

「 愛情が新しい経済をつくる 」 

 「 愛情が新しい経済をつくる 」

 これはヒデキが最近、直感から体得した新しい経済原理である。 「 だれかのために役に立ちたい、人を感動させたい。周りの人たちを幸せにすることをビジネスにしたい 」 

 と考えて行動する人は、これまで何もなかったところに ”新しい日本経済 ( 需要 )”をボコッと作ることが可能なのである。

 おそらく誰もこんな経済原理には目もくれないだろうが。。。

 ヒデキは理性派ではなく感性派の方なので、勉強から体得したのではなく、「 TME 東京合コン取引所 」 を毎月、地道にかつド派手に開催しているうちに、この原理に気が付いたのである。

 結論から言うと、カネを求めて新規にビジネスを求めたり、自分の労働の目的にカネを念頭においてがむしゃらに働く奴のもとには、カネはついてこない。

 「 周りの人たちを幸せにするために自分に何ができるか? 」 をテーマに仕事をしていると、新しい経済をこの国に創出できるし、カネもついてくる。

 それは、起業をするのによくあるパターン、クリーニング屋さんやラーメン屋さん、コンビニや居酒屋の経営にも当てはまるし、大企業のバックオフィス ( 事務管理部門 ) 事務にもあてはまる。

 最終受益者 ( お客さん ) のためになろうと愛情をベースに一生懸命頑張っている人は、その努力が回りの感動や賞賛を伴い、努力が奇跡を生むわけである。

 たとえ単調なルーチンワークであっても、その愛情があるのならば仕事も苦にならない。

 その根底にあるのは義務やノルマではなく、仕事のいちばんエンドに来る最終受益者 ( お客さん ) のことを幸せにしたいという愛情があるかどうか。

 たとえばコンビニの経営。競合他社がひしめいているから、カネ目当てに合理的にビジネスを回して店を立ち上げたところで、長く店を続けることはできないだろう。

 あちこちで今まであったコンビニ店が突然、閉店しているのを見れば分かる。

 今までに無かったサービスや、味、革新的なシステムを自ら作り出して周りの人たちを幸せにしようとすれば、相手は感動してカネを落としてくれる。

 相手はハートを持った人間であり、ロボットではない。人間が感動するようなサービスや味、商品を提供すれば、後から自然とカネはついてくるのである。

 アップルのスティーブ・ジョブズがiPadをこの世に送り出したとき、開発技術者に背面のパネルの素材を特殊仕様にさせるよう、大変なプレッシャーをかけ、これまでの汎用品にはなかった背面パネルを開発させた。

 利用者が心地よい触感を感じ、デザインも斬新で、価格の割りにはお得な買い物をしたと感動させるためである。

 そしてiPadは世界的な大ヒット商品となった。

 ワタミフードサービスが居酒屋事業の次に老人介護ビジネスを始めた。

 創業者の渡邉美樹氏が小学生だったころに最愛の母を病気で亡くし、今は亡き母が生きていたらきっとこのくらいの歳になっていただろうという思いがご老人への愛情に転嫁し、居酒屋チェーンに次ぐ新しい事業を軌道に乗せた。

 住友商事は大手商社が得意とする川上 ( 資源採掘の分野 ) でも頑張っているが、川下 ( 消費者に直結した分野 ) でも頑張っている。

 スーパーのサミットがそうだし、最近はじめた住商ネットスーパーも、 ” 外出しづらい高齢者や体の不自由な人、労働時間が不規則な人の生活をインターネットを使ってどうやって豊かにしてあげられるか ” という愛情にもとづいて、全く新しい業態のビジネスを始めたところ、今や拡張の一途である。

 ブログの連載で ” 起業のアイデア1000本ノック ” を書いているが、商売の2つの基本型である 「 アービトレージ ( 価格差をねらった儲け ) 」 と 「 クリエーション ( 新規ビジネスの創出 ) 」 のうち、 「 クリエーション 」 の方は、周りの人たちを幸せにしたい、不自由から解放させてあげたい、という愛情がかなりの部分を占めるのではないかと思う。

 愛情をベースに、何か人のために役に立ちたいと考えている人は、何も無かったところにある日突然、ボコッと新しい経済をつくることができるのだ!

2011年09月06日

起業のアイデア1000本ノック (30)

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  建設・土木作業員に英語を教える学校を作り、バイリンガル人材に変身させ、日本企業が海外にインフラ輸出をする際に現場監督として送り込む人材派遣会社をつくる

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 建設・土木作業員に英語を教える学校を作り、バイリンガル人材に変身させ、日本企業が海外にインフラ輸出をする際に現場監督として送り込む人材派遣会社をつくる

 三菱商事の商社マンは、かつて新規ビジネスを考案するコツをこう語った。

 『 新しい商売を考えるには、シーズ (seeds) とニーズ (needs) とレギュレーション (regulation: 規制)。この3つのザルにかけてゆすって、ザルの中に残ったのが新商売 』 

 さて、ヒデキが元気の無い日本経済を復興させるために大切なことは何かを考えると、

 @ 雇用を増やして国内消費経済の規模を大きくする。特に、東北地方の被災地で職を無くした建設作業員、第1次産業就業者に、経験の活かせる雇用を創る。 

 A 21世紀最大の輸出品になる海外の新興国向けインフラ輸出を強化させる。

 特に、建設やオペレーション ( 運営 ) 面で必要となる現場作業員を和製で供給する。重電、鉄道、商社、プラント輸出会社の海外インフラ輸出を、人材面から有利にする。

 この2つである。これがシーズとニーズ。
このアイデアがどう日本、そして顧客に貢献できるかと言うと、

 − 失業者を対象にバイリンガル現場監督を養成するので、国内雇用の拡大につながる。

 - 海外の建設現場で雇った現地作業員には伝わりにくい細かな技法を、日本人ならば踏襲できる。

 - 大手建設会社、プラントエンジニアリング会社、大手商社などのプラント輸出案件に人材供給を売り込む。日本企業が世界の強豪とのインフラ輸出の入札に競り勝つ手助けをする。

 要するに、失業者に雇用機会を与えて、日本企業が輸出で稼ぐお手伝いをしてもらおう、という新規ビジネスである。

 懸念は、養成した作業員の海外派遣コストが、クライアントの日本企業に評価されるか、人件費が割高になって、新興国での入札の足かせにならないか、ということ。

 海外の現地作業員を現場で雇うのであれば生活費を補助する必要はないが、日本から作業員を派遣するとなると、出張費、現地滞在費がかかる。

 そこをどうクリアして、日本企業の輸出案件に有利な条件と転じさせるかがポイントである。

【 学校では教えてくれない起業の授業 20代二―トから独立、企業して経営者になる法 】

2011年08月26日

起業のアイデア1000本ノック (29)

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  高齢者のノウハウ・ステーションを設立、各種経験や知識、技能をビジネスや地域社会に伝授する知識交換市場を作る

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

  高齢者のノウハウステーションを設立、チケット制で各種経験や知識、技能をビジネスや地域社会に伝授する知識交換市場を作る

 定年が65歳まで延長される中、まだまだ元気で社会の役にたちたいと思っている高齢者は多い。

 そんな高齢者が自宅でなにもすることがなく、無為に余生を過ごしているとしたら有益ではないし、彼らの培ったノウハウや知識は、広く後輩ビジネスマンや地域社会に役立てられるべきだ。

 そこで考えたのが知識交換市場の創設、 「 高齢者のノウハウ・ステーション 」 である。

 後輩や地域社会にとっても利益があり、高齢者も現金収入を得て、社会貢献の満足感をえられるというWIN WINの関係である。

 一枚千円から五千円までのチケットを購入し、高齢者から知識やノウハウの伝授、実労働の依頼、ビジネスサポートを受ける交換市場をつくる。

 範囲はとても広い。

 - 地域の無認可託児所 (官庁の規制がとても厳しいので ”無認可” に) でじいちゃんばあちゃん保育の提供。子供好きにはたまらない。

 - 職人技術のノウハウ提供 ( 金型、プレスなど、その道一筋で来た職人さんOBは多い )

 - 回路設計など、電子工学にかかる業務の一部委託や相談など

 - 鉄道産業経験者による、鉄道技術の伝授。海外への鉄道輸出ビジネスに勝つためのノウハウを安価で提供

 - 貿易情報やノウハウの伝授
 商社OBやメーカーの海外営業経験者などによる現地国情報、海外ベンダー情報の交換

 - 育児相談
 子供を何人も産み育てたおばあちゃんから、育児に悩むママのコーチング、悩みごと相談、そして実際の託児サービスまで

 これらを先ずはホームページを介してサービスの提供側、受益者をつのり、レベルに応じたクーポン価格をつけてマッチングする。

 アマゾンオンラインと同様、提供側のサービスをスコア化し、品質を保つ。

 商売が軌道に乗ってきたら、大都市にショップを出し、無認可託児所を出し、サービスを国中で普遍的なものにしていく。

 ”TME TOKYO MATCHING EXCHANGE 東京合コン取引所 ”を創業したヒデキなら、新しい市場を創設するのも、案外上手くいくかもしれない、とほくそ笑んだのであった !





2011年08月21日

起業のアイデア1000本ノック  (28) 北海道編

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 北海道の格安不動産物件を買い取り、マンスリーアパートを経営

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 北海道の格安不動産物件を買い取り、マンスリーアパートを経営

 夏の間はハワイの別荘で3カ月間過ごし、秋冬春と東京で生活をする、といった2軒の家を行き来する生活をする退職者や、外資系金融でアーリーリタイアメントをした人たちがいる。

 ビジネス本の著名作家で本田直之氏も、東京で6カ月、ハワイで6カ月を過ごす生活サイクルだ。

 家を2軒持てる経済力を持った人ならそれも可能だが、そうでない人たちにも、湿気の多い夏の間だけ避暑地で暮らせたら、あるいは冬の間だけ暖かい土地で暮らせたら良いなと考える人たちは多いはずだ。

 他にも、定年退職後、あちこち旅行を続けるだけの経済力は無いが、せっかく自由の時間を手にしたのだから、リーズナブルな価格で、1か月、2か月くらいは憧れの街で暮らしてみたいと思う人は多いのではないか。

 それを可能にするのがマンスリーマンション。不動産を買ったり賃借したりするわけではないので、敷金や礼金はいらないし、家具付きなので、簡単な料理素材を買ってくれば、安い生活費であこがれの街に短期間暮らせる。

 札幌でも京都でも奈良でも那覇でも良い。

 レオパレスやツカサのウィークリーマンションが先駆け者として主要都市にサービスを展開しているが、競合に対抗してビジネスを展開する知恵は;

 @ 新規のマンションを建築するのではなく、APAホテルグループがホテル事業で行ったように、既存のアパート、マンション物件を安値で買い取り、仕入れ値を安く抑えることで提供価格を安く実現すること。

 A 小粒の物件を小規模であちこち展開することで、利用者に場所の選択と価格帯に応じた選択肢を豊かに提供すること。

 札幌郊外の恵庭市、千歳市など、アパートが月3万円からあるので、そうした中古格安アパート、マンションを買ってきて、マンスリーレントを安値に設定する。

 B 家具類、家電製品はリサイクルショップで調達してくる。
 
 お客さんは定年退職者、短期留学生、長期出張者、長期観光客である。贅沢を望んでマンスリーレントを申し込んでくる層ではなく、ローコストでその街に暮らしたい人たちをターゲットにするので、家具や装飾はシンプルでいい。

 こうして低価格で別の街に暮らすことを可能にすることで、退職者に新しい生活スタイルを提供したり、企業の長期出張コストを安いものに抑えるインフラを作り、日本にあこがれて海外からやってきてくれる留学生に、便利な生活を提供するのである。

 そして北海道経済をうるおわせ、起業家と北海道はWIN WIN の関係になる。

 今までに無かった社会インフラやライフスタイルをゼロから立ち上げていくのが、起業家の役割ではないのか?

 札幌のホテルでそんなことを考えながら、『 山崎 』 のオンザロックを飲んだ。

 


2011年08月14日

起業のアイデア1000本ノック (27)

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 中小型水力発電所を国内で多数展開する

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

中小型水力発電所を国内で多数展開する

 以前、この連載で紹介した、発電ビジネス。新エネルギーを高らかにうたう前に、従来からあるオールドエネルギーの水力発電や火力発電をもっと興したらどうだという趣旨だったが、今回は2回目。

 丸紅が山梨県で今年からはじめた新しい発電方法が中小型発電機を使った、ダムに頼らない小規模発電と、画期的な発電方法なので、資料をあちこち探してみた。

 丸紅が取り組む地球に優しい事業のひとつが小水力発電。三峰川電力 ( 丸紅100%出資 ) では、水の高低差を利用した水車発電機を回す、ダムを必要としない小水力発電を行っている。

 三峰川の取水口から取り入れた水を、いったん水槽にため、そこからパイプをつたって山の高い所からふもとに流し、一番下にある発電所で電気を作ってから水を川に放水するというもの。

 写真でみると結構、規模の大きな発電設備があり、決して中小型発電機と言っても、個人事業主が設置できるようなスケールではなかった。大資本だからこそできる中小型発電機。

 とてもヒデキが個人起業で手を出せるようなしろものではない。地方自治体の協力と、大資本、そして実際に現地でオペレーションをまわしていく人手が必要だ。

 これで起業しようと思ったら、まずは資本が必要だ。

 @ 「 東日本小型水力発電取引所 」 と名乗る事業組合をつくる。

 ( 注: ヒデキは 『 取引所 』、というネーミングが好きである。株式市場、恋愛市場、婚カツ市場であろうが、発電市場であろうが、自分がマーケット・メーカーになり、市場の胴元をめざすのである!!  ) 

 A PEファンド ( プライベート・エクイティファンド ) をつくり、持ち分の10%から15%を、大手商社に出資していただく。

 決して40%や50%は渡さない。
 渡したら最後、所有権から意志決定権まで大手商社に握られてしまい、 
“発電市場の胴元になる” というヒデキの夢は、最初から崩れ去ってしまうではないか!

 そして、政治にも発言力が強い大手商社に、地方自治体や国土交通省などに設備設置や国有地貸借のネゴを引き受けていただき、売電収入からあがる収益の一部をお支払いするのだ。

 これで大資本のところと地方自治体との交渉のところはクリアになる。
“ TME 東京合コン取引所 ” をせっせと開催して、今のうちから大手商社マンと幅広い人脈を築いておこうではないか !!

  “ TME 東京合コン取引所 ” は、ただの恋愛市場ではなく、異業種交流会、各業界から若手トップタレントが集まるビジネスの場でもあるのだ。成長志向の強い若手ビジネスマンにとっては彼女も人脈も両方ゲットできる、願ってもない場所である! 
 
 B 用地は確保し、資金は集まった。ここで行うのがRFP ( Request For Proposal :
競争入札 ) である。

 発電をビジネスの採算に乗せるには、安い設備投資と安い運営コストが不可欠である。
中小型水力発電機を導入するにあたっては、RFPを行い、世界中のメーカーから値段を叩いて、シーメンスでも、三菱重工でも、東芝でも、GEでも、優秀な機械をそれこそ一円でも安く導入する。

 C 最後はオペレーションである。大学卒業生のうち、就職できないまま卒業する人が2割に達するという荒れた就職戦線。

 ここでヒデキは経験者ではなく、いきなり新卒を ( 安い労働力で ) 雇うのである! 新卒者に就職先を創出するのは、社会の役割である。

 発電産業といえば、一日24時間、夜も昼も週末も無い、文字通り水道やガスや東海道新幹線といっしょで “ 社会のインフラ ” である。

 朝番、昼番、深夜番と、一日3交代に分けたスタッフシフトを、まだ社会経験の無い新卒に、ヒデキが “愛のムチ” と称して作成したトレーニングプログラムを組み込みながら、教えていくのである。

 トレーニングプログラムは、発電オペレーションだけではなく、先輩社員との挨拶のしかたや、名刺交換のしかたまで含めて、全部英語で書いてある。

 語学力の無い大学生ももちろん、採用する。 “ 分からなかったら辞書を引け!” というわけだ。

 ちなみに、 「 東日本小型水力発電取引所 」 は、楽天やユニクロといっしょで、社内は日本語いっさい禁止。全部英語で会話しなくてはいけない。やっている仕事はローカルな割には、創業理念だけは、思いっきりグローバル志向なのである!

 ここで新卒が3年間耐えられたら儲けものである。

 世界の新興国に多大なニーズがある発電ビジネスを、頭のやわらかいうちからマスターし、仕様書から発注書、技術書から全部英語で読みこなせ、海外とのEメールも、国際電話会議も全部英語で対処できるようになれば、簡単に世界のグローバル企業に転職できるチャンスがあるのである!

 厳しい労働時間やノルマ、職務規律で有名なマッキンゼ−社、やGE、シティバンクなどが、アメリカで “ 人材の供給基地 ” と呼ばれるほど若手の優秀な人材を各界に輩出している。民間企業でありながらも、国家に貢献しているわけだ。

 「 東日本中小型発電取引所 」 は、新卒で入った若者が、3年後に、世界を代表する電力会社やプラント会社、重電会社や商社に転職していくための踏み台として、日本を代表する “ 人材供給基地 ” になるのである!
 
 そんな会社をつくることで、ヒデキが愛する祖国・日本に貢献するチャンスが生まれるのである。



2011年07月26日

起業のアイデア1000本ノック (27)

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 地域特化型の多角サービス業を手堅くマネージする

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 地域特化型の多角サービス業を手堅くマネージする

 地域に根を下ろし、地元にニーズのある商売を多角的に展開している企業がある。

 ひとつの業種に資本を集中投下するのではなく、飲食店、不動産、ネットカフェ、セレモニーホールなど、地域になくてはならない事業を多角的に展開していく企業だ。

 ヒデキの地元、横浜にも、" KSG = 木村商事グループ ”という地元特化型資本があり、どこか "TME = 東京合コン取引所 (TOKYO MATCHING EXCHANGE ) ” のネーミングと似ていなくもない。。。

 マンション、アパート経営、レストランから焼肉店からラブホテルから、多業態を区内だけで展開し、およそ港北区の住民だったら必ずどこかで金を落とさざるをえない存在だ。

 他にも、加瀬商事という、ガソリンスタンドから保険代理店から、商店経営までを川崎・横浜北部で集中展開する地元特化型企業がある。

 地方都市にもこれと似た例はあるだろう。建設会社からはじまった会社が、時流にあわせてボーリング場、カラオケ店、アパート、ラブホテル、焼肉店へと多角展開する。

 要するに、本業に対する執着よりも、儲かることなら何でも手がける総合企業である。
ミニ伊藤忠、ミニ丸紅と言ったら分かりやすい。

 一見、その競争力の源泉がどこにあるのか良くわからないのだが、実はあるのだ。

 @ リソース ( 人材、カネ、経営資源 ) の一ヶ所集中投下による効率化というメリットだ。一人の社員が、時間帯に応じて異なるビジネスユニットで働くことができる。

 朝はカフェでブレックファーストの接客をした後、帳簿付けをして、昼は500M 向こうの焼肉店のランチタイムを支え、よろめきの午後の時間帯を迎えると、とたんに客足の増えるラブホテルのベッドメイキングに駆けつけるといったような、柔軟なシフトが可能だ。

 A 従業員の転勤もないし、地域の社員、パートを雇うから通勤時間も短く、社員満足度も高いだろう。すきな時間帯だけ勤務して、さっと自宅に帰ることができるから、主婦や定年退職者を自由に雇用できる。

 東京、名古屋、大阪と、一業態を地理的に横展開していくと、店舗や不動産、従業員を拠点の数だけ用意しなくてはならず、コストがかかる。

 だが、地域特化型なら、人件費、物流コストは安く押さえられる。店舗への納品も短時間で終わる。

 B しかも、多業態を同時に経営すれば、ひとつの業態が傾いても、他の業態から上がる利益で、会社の屋台骨は傾かないわけである!

 こういった多角的経営を、八ヶ岳山麓になぞらえて " 八ヶ岳経営 "  とネーミングする企業も横浜にあるが、収益の源が7つ8つに分かれていれば、会社は安定する。

 一つ二つの事業部が赤字でも、残り6つが黒字ならば、会社は永続するわけだ。

 そこでヒデキが提案するのは、地元の半径5キロ以内に集中特化した総合サービス業!
狭い地域に複数業態を展開する。

 @ たこ焼き屋台 => まずは日銭かせぎで起業の資本を蓄えよう!
繁盛店なら日に60万円も稼げるのだ。東急東横線沿線には、たこ焼き屋台が少ない

 A 無認可託児所 => 横浜は保育園・託児所の待機児童の多さでは全国一。社会のニーズに応え、少子高齢化を喰い止める。これ専業でするわけではないので、手っ取り早く無認可で設立し、深夜まで営業。水商売のパパ・ママの児童の面倒も見てあげます!

 近所で昼間だけ働きたい主婦や、定年退職されたご老人に、可愛い子供といっしょに働ける雇用の場を提供する。地元経済への貢献。無認可だからこそできる!

 B ネットカフェ => カネの無い貧乏学生でもパソコンや冷房、ドリンク、昼飯にかかるコストを気にすることなく使えるよう、格安で場所を提供しよう! 日本の明るい未来を創るための社会のインフラだ。

 C レンタルドッグ => 犬を飼えない家族に、1時間1000円で犬を貸し出すレンタルドッグ店。悲しいかな、横浜北部には一軒もなくなってしまった。競合がいない!チャンス。

 ペットを旅行の間だけ預かるペットホテルや、犬の散歩代行業も同時に扱う。

 D アパート経営 => ペットOK! 防音設備を凝らして楽器OKと、ニーズを掘り起こす。
住み手のいなくなった空き家を探して、改築してアパートを建てるなど、地元情報をフル活用!
 
 E 立ち食いそば、うどんスタンド => 都心部にはけっこうあるが、郊外に来ると意外と少ないのがこの店。調理の経験が浅くてもできる。

 F リハウス業 => 地元に特化した情報力を生かして、改築する必要のある住宅を容易に探し出そう。

 G ファッションホテル => ラブホテル経営、と言うと、ブログの読者がとたんに減りそうだから、ファッションホテルと言っておこう! (笑)

 この8つに特化した会社を、地元住民を雇い、時間帯に応じて A → C → E と、各店のピーク時にあわせてシフトを組めば、リソースを2倍にも3倍にも使える。 

 ホスピタリティの精神に満ち、従業員にもハッピーな、地元住民にとってもハッピーな企業をつくろうではないか!
  
【 憂鬱じゃなければ仕事じゃない − 見城徹、藤田晋 】




2011年06月18日

起業のアイデア1000本ノック ( 26 )

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自転車から発電する発電機、蓄電池を開発し、電力を家庭のエアコンなどに転用する

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

自転車から発電する発電機、蓄電池を開発し、電力を家庭のエアコンなどに転用する

 福島第1原発事故以来、首都圏の電源の3割が消失され、この夏は企業も家庭も一律15%の節電を日本政府から要望されるという、いまだかつてない暑い夏が来そうである!!

 とは言いつつも、危機は新しい産業を産む転機であり、世の中の革新的な技術や企業は、1929年の世界大恐慌や、1987年のブラックマンデー、そして2001年のネットバブル崩壊のさなかに産まれている。

 マクドナルド、スターバックスコーヒー、マイクロソフト、グーグル、世界市場のトップを独占するような企業の創設年は、たいていが経済危機のさなかに産声を発しているのである!

 ならば、世界第3位の経済大国日本が、1970年代の石油ショックや2011年の福島第1原発事故で危機に瀕したエネルギーショックから抜け出す、新たな産業や革新的な技術を産めばよいではないか!

 と、言うことは威勢のいい割に、出てくるアイデアは

 ” 多摩川河川敷に中小型水力発電機を取りつけたり、ホームレスをフル動員して水車だらけの発電基地にしろ! ” とか、

 ” 自転車に取りつける発電機と蓄電池を開発して1アンペアや2アンペアの電気をしこしこと生産しろ! ” と、

 意外としょぼい、誰でも思いつくような起業のアイデアが続いている。。。

 こんなことではいけない!

 と、無い頭を必死で回しているヒデキだが、やっぱり自分の創造力はこの程度かな、と思うと悲しいものがある。

 週末に50キロをノルマにしてサイクリングをしている僕は、やっぱり集中的に人間のペダルを漕いでエネルギーを距離数に転嫁している以上、これを発電に転用しない手はない、と思う。

 同時に、フィットネスクラブでカーディオバスキュラ― ( ジョギングマシン ) であれだけ人力エネルギーを作っているのであれば、そこに発電機をこしらえて、家庭用、企業用電源に転嫁するのは、最も身近にできる発電方法だと、信じて疑わないのである。

【 誰とでも 15分以上 会話がとぎれない!話し方 66のルール 】

2011年06月04日

起業のアイデア1000本ノック ( 25 )

 【 この連載記事は下記のカテゴリー欄より過去記事をご覧になれます。 】

小型水力発電装置を関東地方の一級河川、二級河川のあちこちに取りつける 

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 小型水力発電装置を関東地方の一級河川、二級河川のあちこちに取りつける 

 福島第1原発事故のおかげで、この夏の首都圏は官民ともに15%の電力節電ノルマを課されており、万が一、東電の電力供給量を少しでも需要が上回った瞬間には、ブラックアウト ( 一斉停電 ) が起きて、電車も信号も病院の治療機器も止まってしまうという恐ろしい夏がやってくる!

 先端技術が大好きな評論家は、今こそ自然エネルギーの太陽光発電、風力発電、波力、地熱発電をしないかと論調を展開しているが、発電効率はすこぶる小さく、なぜオールド・テクノロジーの火力発電、水力発電に目を向けないのか? と考える。

 営林所から伐採されてくる木くずの廃材から作ったチップを、化石燃料よりははるかにCO2排出の少ないバイオマス火力発電を使ったり、ダム建設には至らないまでも、一級河川、二級河川に設置するだけの中小型水力発電装置を、あちこちに設ければ、少しは電力供給の足しにはなるではないか。

 日本は国土の7割を山岳地帯に囲まれており、あちこちに大小さまざまな河が流れている。これを使わない手はない。

 何を隠そう、江戸時代、明治時代の人達は、水車を器用にこしらえては、自然エネルギーで小麦を曳いていたではないか。

 水車ひとつ設置するだけで、太陽光発電よりはるかに効率の良い電気が作れる。

 最近では、小型水力発電装置が開発され、世界中でIPP ( 独立系発電事業者 ) ビジネスを繰り広げ、 ” 総合商社 ” プラス ” 総合電力会社 ” と呼んだほうがぴったりとくる
丸紅が、東日本大震災の少し前に、山梨県で小型水力発電を開始するというニュースを発表した。

 これから起業しようとする弱小資本にとっては、とても世界に冠たる丸紅の真似などできようもないから、そこは地道に、出来ることからスタートする。

 一級河川だったら国土交通省、二級河川だったら都道府県が所轄なので、まず小型水力発電装置、または水車の設置許可をもらう。

 その際、売電した電力収入の1割ないし2割を、管轄する自治体または国家におさめ、財政赤字解消に向けて一役買い、また首都圏に住まう市民生活を少しでも快適にできるお手伝いをさせて下さいとプレゼンするのである。

 資金力があれば丸紅がやったように小型水力発電装置を買えばよいし、無ければ多摩川河川敷のホームレス50人を雇って、工務店から放出された廃棄木材をつかってとんちんかんちん工作し、極めて安価なコストで、そこらじゅうの河川を水車だらけにしてしまうのである!

 ( 風情が出てきて観光収入にもつながる ? )

 @ 失業者を減らし、雇用拡大 

 A 自然エネルギーによる地球にやさしい発電

 B 首都圏の市民生活を楽にする。暑い夏を涼しくする。

 C 管轄する自治体、または国庫の財政赤字解消につながる地代収入を収める

 という4つのメリットを社会に提供できるのである。

 


 

2011年05月25日

起業のアイデア1000本ノック ( 24 )

 【 この連載記事は下記のカテゴリー欄より過去記事をご覧になれます。 】

首都圏の自転車通勤を容易にするインフラを作る 

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 首都圏の自転車通勤を容易にするインフラを作る 


 福島第1原発事故の後、関東の電力供給が突然減り、電力需要のピークを迎える真夏の7月、8月には、首都圏で企業も家庭も15%の電力利用を制限しなければいけないという。

 どうすれば過度の冷房に頼らず生活し、交通も含めて電力需要を減らすことができるかと皆が頭をしぼる中で、ジョギング通勤やサイクリング通勤をして、電車利用を控えようという動きが出ている。

 なにも電力抑制だけのためではなく、いざ大地震に見舞われた時には、電車内にいたらどんな災難に遭うかわからないが、ジョギングやサイクリング通勤であれば、とっさの機転で安全な場所に逃げられる。命を守る上でも有効なのだ。

 ところが、サイクリングで通勤しようとしても、駐輪場を充分に用意しているオフィスビルなど少なく、たいていは歩道上や路上に駐輪するくらいしか道はない。違法駐輪で摘発されても自己責任である。

 丸の内、大手町、八重洲と、都心部で違法にならずに、盗難に遭うこと無く安全に自転車を止めようとしても、置き場所がほとんど見つからない。

 アスリート施設が新丸ビルの地下にあるが、1カ月の駐輪料金は15,000円と、非常に割高だ。地価が違うとはいえ、郊外に出れば東急東横線の駐輪場などは月に2,000円である。

 そこで考えたのが、空きテナントスペースを借りて、都心部で月3,000〜7,000円程度の駐輪場を設ける。たとえ大きなスペースが取れなくとも、スライダー式の駐輪レールを設ければ、10m2あたりに20台は収容できる。

 丸の内で一台7,000円で貸し出せば、50台しか駐輪できない狭いスペースであっても、満杯の状態で月に35万円稼ぐことができるので、1坪4万円のオフィスビルに7坪程度で開業しても元は取れる。

 広いスペースを借りるほど、収益性は上がる。

 八重洲側ならばその半分の値段、月3,500円でも元は取れる。

 渋谷、新宿、青山、赤坂でも通勤需要はあるし、地価は都心部と比べれば安いから、収益性の高い駐輪場が作れるだろう。港区のあたりならば月3,500円でも充分いけるだろう。

 省エネ、節電、そして大地震から身を守る効果と、健康増強という大きな効果を考えれば、月に数千円払うのも決して高い買い物ではないかもしれない。




 

 

 

2011年05月01日

起業のアイデア1000本ノック (23) 日本のみやげ物の種類を増やす

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日本のみやげ物の種類を増やす 

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 日本のみやげ物の種類を増やす 

 長崎県出身の友人は、父親が長崎のみやげ物を作って大当たりさせた社長の息子で、いやはや20歳になる頃から話題と言えばカネの話と女の話の二つしかなかった。。。とてもハングリーな野郎だ。

 うちの大学からは珍しく三菱商事に就職し、親も先生も喜ばせた彼だが、
 ( 注: ヒデキは同じことをして失敗している。。。 )

 「 初任給が安い 」 と、ぜいたくな文句を垂れながら ( 当時はバブル経済の絶頂期でした )、しきりと会社に内緒で商店経営をしたり、副業で歩合給セールスマンをしながら、当時、バブル紳士として悪名をはせていた ”地上げ屋” に負けないくらいの収入を稼ごうと必死だった。

 そして、 「 外資系銀行で給料が2倍になる先を紹介しろ! 」 と、ほぼ1カ月おきに電話を掛けてきては、辟易とさせてくれた。まだ23歳である。。。

 九州にはこういう豪傑がいる。
そして、1980年代末期から90年代にかけては、日本は拝金主義一色に染まっていた。

 結局、あふれる商才は大企業の器には会わなかったのか、せっかく射止めた就職先を捨てて、自分の商売を始める。

 それ以来、 ” みやげ物をつくるのは金持ちへのショートカットだ ” という妙な先入観が頭にこびりつき、GWや夏休みなど、大型のバケーションには、観光地で面白いみやげ物は出ていないかと、目を皿のようにして探してしまう。

 このGWも、多くの人達が、リゾート地へと向かうが、どうも最近のみやげ物は画一的だ。
食べ物は別として、創作物がマンネリで貧弱なのだ。

 ハローキティ、スティッチのご当地キーホルダーばかりが幅を利かせ、個性豊かなキーホルダーやペン、小物入れが昔と比べると随分減った。

 小中学生などは、スチール製の、全国47都道府県の形を模したキーホルダーが大好きで、社会の勉強も兼ねて、競うように新しい県のキーホルダーを集めていたのだが、キティちゃんやスティッチの画一的な製品に場を追いやられて姿を消してしまった。

 そこで個人の弱小資本でも、アイデアと協力工場さえあれば手がけられるのが、全国の観光地に売り出すみやげ物製造。

 47都道府県キーホルダーを復刻させても良いし、木製のボディに地元のランドマークと地名を刷り込んだボールペン、チタン製の星座別ネックレス、県の花をロゴに入れたハンカチやポーチなど、いつまでも記念に残る思い出の品を開発してはどうだろうか。

 旅は短くても、思い出は長く残る。

  【 シャープ Brain カラー液晶電子辞書 】


2011年03月29日

起業のアイデア1000本ノック (22) 

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自家発電装置で、原発に代って電力を販売する
 
 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

自家発電装置で、原発に代って電力を販売する

 今、東日本が、というよりも世界が改めて困難に直面したのが原発の危険、そしてそれに替わることのできる発電方法。

 太陽光発電、風力発電、波力発電や地熱発電などの自然エネルギーによる発電は、原発にはとうていおよばず、石油やガスを使った火力発電や水力発電に頼るのが一番の近道だ。

 火力発電は化石燃料を使うから、CO2 ( 二酸化炭素 ) を排出するが、首都圏の電気供給能力が2割も減ったとあっては、環境問題は二の次である。

 そこで提案したい起業のアイデアは、ガスタービンを使った発電装置を大口電力ユーザーである企業に販売し、ガスを使った自家発電を手助けしたり、また自家発電によって作った電力を東電に販売することで、社会の電力供給を手助けするというアイデア。


 【 第1ステップ 】

 先週、六本木ヒルズにあるガスタービン型自家発電装置が稼働をはじめ、電力を東電に販売するというニュースが出た。

 川崎重工、東洋電機、電巧社などのメーカーからガスタービン型自家発電装置の販売代理店契約を結び、それを電力需要の強い高炉、電高炉メーカー、自動車、家電メーカーやスーパー、コンビニ、銀行や証券会社に売り歩くわけである。

 当初入ってくる収入はメーカーからの販売コミッションだけだが、根気強く利益を蓄積して行き、更なる展開を図る。

 【 第2ステップ 】

 大型ビルの屋上を借りて、そこに自前のガスタービン型自家発電装置を購入、設置させていただき、平時は発電した電力を東電に販売する。

 そして停電時、非常時に東電のビル供給がストップした時には設置先のビルテナントに電力を優先供給することで、設置先のビルに付加価値を与え、WINーWINの取引関係を築く。

 さて、大都市の大型ビルともあれば、たいていは空調の室外機がところ狭しと置かれてスペースも少ないかもしれないので、グーグルの航空写真を丹念に見ながら、屋上スペースに空きの見込める大型ビルオーナーに取引を持ちかける。

 この方式は、東電への電力販売代金が主で、そこから得た上がりから、ビル大家さんに支払った屋上賃量の残りが収益となる。
 
 このビジネスは、現在足りない首都圏の電力を補うという市民への社会貢献、日本経済拡大に貢献するほか、危険の大きい原発から日本人の生活を守るという、まことに意義の大きいビジネスである。

 【 お見合いパーティ、異業種交流パーティのデルファイ ♪  】



2011年03月09日

起業のアイデア1000本ノック ( 22 )

女子専用のパウダールームをターミナル駅前に展開する
 
 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 女子専用のパウダールームをターミナル駅前に展開する
 
 昨年7月、原宿・竹下通りに誕生した女子専用のパウダールーム "  ウラタケガールズスタイル "  がオープンし、若者やOLに人気である。
利用料金は1時間で300円。コーヒーショップと同じくらいである。

 化粧直しや着替えなどのために設けられたスペースで、学校や会社でメイクアップの場所がない女子には願ってもないスペース。

 このスペースはオフィス街の大手町、丸の内、赤坂、六本木、または全国のターミナル駅前に作っても繁盛するのではないか?

 「 お金をかけるくらいならば、トイレで着替えたりお化粧した方が得だわ。 」 と考える
全国女子だが、そこはゴシップ好きの女社会 & 村社会 !!

 同級生や先輩OLに何を詮索されるか分かったものではない。

 「 あら〜、マスカラなんか付けちゃって、どこに出掛けていくの?
 また合コン !?!?  あなたも好きね〜。
 いつになったら彼氏ができるの?

 でも私よりも先にゴールインしたら許さないからね! 自分ばっか楽しんでないで、私にも男紹介しなさいよ!!! 」

 と、キツ〜いパンチが飛んで来ようものなら、せっかくデートや合コンに出かける矢先から興ざめである!!

 ( → 娘を私立の女子中・高に進ませるのは嫌だ。 )

 だから行く先々にパウダールームが必要となってくるのである。

 このパウダールームをターミナル駅前に設け、駅前でチラシをくばり、近隣のオフィスに勤めるOLや女子学生にマーケティングをして徐々に顧客層を広げていく。

 壁紙はピンクやベージュで統一し、室内には自販機やパソコン用の電源、LAN端子も設置して、憩いの場として多目的に使ってもらうのも手だろう。

 あちこちに支店を出せるようになれば、地元の雇用もすすみ、国内経済のパイも増え、女子の楽園があちこちにできて、社会全体の幸せは増えるのではないか?

2011年03月01日

起業のアイデア1000本ノック (21) 

ミニトランクルームを一月千円で貸し出す
 
 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

ミニトランクルームを一月千円で貸し出す

 これは当連載18回目のアイデアの派生版。以前、下記の
 ” 郊外の未利用地を借りてコンテナルームを貸し出す ” という発案をしたが、さらにコンテナボックスを細分化して、相場の5分の1から8分の1で貸し出すサービスを展開するアイデア。

 実はこのアイデアも、サイクリングをしていたときに眼に入ってきたのである!

 レオパレスという分譲アパートの販売会社が、敷地に横長の物置をつくり、それを8分割して畳半畳ほどの間口のトランクルームを月千円で貸し出していた。アパートの住人だけでなく、近隣住人にまで貸し出しているとのこと。

 通常のコンテナボックスは月8千円近くするから、所帯持ちしか借りようとしないが、月千円であれば、書籍の置き所に困るビジネスマンや、秋冬物の衣料の置き所に困るOLでも手軽に借りられるのではないか?

 とりあえず、近所のアパートの家主に話を持って行き、空きスペースに物置を作らせて頂き、マーケティングと集金管理はこちらでやりますと持ちかける。

 そして、収入の一部をアパートの大家さんに分配する契約を作っておけば、なにも自分で土地を手当てしなくとも手軽にはじめられるビジネスである。資本金無しで、足だけで稼げるビジネスモデルである。

 = 引用 =
 郊外の未利用地を借りてコンテナルームを貸し出す

 土地の有効活用からは、驚くほど多くのアイデアが生まれてくる。国土の狭い日本では、特に人口の3分の1が集まる首都圏では、土地を無駄に使うほどもったいないことはない。

 二子玉川から国道246号を神奈川方面に30分も車を走らせてみるとよい。
横浜北部郊外には、あちこちに未利用の土地、キャッシュを生む源泉が転がっているのに気づく。鉄道の高架下、宅地建設には適さない余り土地、廃業した倉庫跡、などなど。。。

 法務局に行って謄本を調べ、所有者を調べ、所有者にとって ”ただで転がしておくよりは得でしょう!” という程度の賃料をオファーして、二束三文で土地を借りてくる。 

 スチールでもプレハブでも良いが、雨露をしのげるコンテナ倉庫を調達してきて、住宅に収容しきれない夏冬衣料やスキー、楽器、蔵書などを安全に保管できるコンテナルームを月4,000円から5,000円で貸し出すのである。

 商売上のメリットは二つある。
 
  @ 市場の競合業者が少ないこと。
 ヒデキは週末のサイクリングのついでに、しっかりと自分の目でチェックしているのである!!
 競業他社が少ないということは、ラーメン屋や居酒屋、クリーニング店やコンビニを新規に開業するよりも、よほど勝機がある。

  A 現在のトランクルームが少数の業者による寡占状態にあるので、単価が固定されており、カルテルがあるのかどうかは知らないが、1坪平均で月に8,000円がほとんどなのである。

 ここを、地主からの土地賃借価格を下げ、コンテナ倉庫を安価に調達するという努力をすることで、顧客には月に4,000円〜5,000円で提供することにより、いっきにマーケットの勝者となるのである。

 2LDKや3LDKのマンションに住み、まだ若くて家計に余裕のない30代の家庭にとっては、欲しいもの、愛着のあるものを、安価で保管しておけることは、とても親切なサービスではないか?

2011年02月16日

起業のアイデア1000本ノック (20)

 別荘専門のお世話会社を作る

 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 軽井沢や那須、八ヶ岳などリゾート地に住みたいけど、収入が不安だという人にお勧めなのが別荘のお世話をする何でも屋さん。

 都心に勤める経営者、医者や高給取りのサラリーマンは、成功のあかつきとして 別荘を建てるが、高額な所得税や住民税を逃れるための節税対策として別荘を建て、家計を赤字に見せるが、自分自身はさほど足を運ばないというケースもある。

 別荘も室内の空気を入れ換えたり雑草を取ったり、布団を干したり、こまめに管理しないと長持ちしない。

 また、別荘で過ごす間には買い物や日常のちょっとした雑用をこなすのに、土地勘のない自分がやっていては貴重な休暇が無駄になるだけだ。妻とて、せっかく羽を伸ばしに別荘に行こうにも、ふだんより時間のかかる雑用が待っていると思えば来る気も失せるだろう。。。

 友人を招いてパーティをする時にも、買い出しやケータリングといった準備を夫婦でするよりは、土地勘に優れたバトラー ( 執事 ) がいてくれれば助かる。

 そうした別荘住人のバトラーとして日常の細々とした依頼をなんでも引き受けるお世話会社を作れば、別荘を買う楽しみも増え、地方の住宅建設に需要をもたらし、地元の雇用促進にも役立つのではないだろうか。

 なにもリゾート地に近い住人でなくても、都会の生活に疲れたり、失業して田舎で生計を立てていきたい人にとっては、需要の見込める 別荘専門のお世話会社をつくれば、人間らしい生活が送れるのではないだろうか。




2011年02月12日

起業のアイデア1000本ノック (19)

自宅を使って、近所の老人や主婦を雇い、託児所を開く
 
 ヒデキは外資系金融マンである前に商人 (=ビジネスマン)です。

 世界金融恐慌に端を発して多くの失業者や、就職出来ずに大学や高校を卒業せざるをえない若者達が多数出ている中で、ありとあらゆる創造性と行動力を発揮して、日本のGDPを拡大し、雇用を大幅に増やす努力を、私たち日本のビジネスマンはしていかなくてはいけません。

 このコーナーはブレーンストーミング(=自由発想型会議)ですので、奇抜なアイデアやとても軌道に乗りそうもないアイデアも多々出てくると思いますが、コメント、ご批判、投げて頂いておおいに構いません。視聴者参加型で、アイデアを完成度の高いものに仕上げていくのも良しです。

 === 起業のアイデア1000本ノック ===

 今、日本でいちばんの社会問題、経済問題は少子高齢化。

 中国経済がなぜ世界第2位の経済になったかといえば、人口が13億人いるのが大きいし、アメリカ経済が2008年の世界金融恐慌の後、失業率が10%を越える中でもなぜ世界第1位の経済かといえば、世界中から移民を受け入れ、人口が3億人を突破したから、輸出産業はメタメタでも、国内経済のパイが大きいからである。

 ところが日本においては、晩婚化や少子化問題にはばまれ、せっかく2人目、3人目の子供を作ろうとしても、近所の保育園のキャパシティが不足していて共稼ぎができないから、という理由であきらめる家庭が多いのが残念だ。

 民主党政権が昨年からはじめた ”子供手当て ( 一人あたり月1万3千円 )” は、いままで自民党政権が過去20年ものあいだ放っておいた少子化問題にやっと風穴を開け、

 ”子供を産み育てた世帯は、国が経済的に個人の家計を支援する” という日本政府の断固たる意思を表明した。子供を生み育てた世帯と、そうでない世帯に経済格差をつけたというのは画期的なことである。

 「 税収不足をどうする! 」 とか、 「 手当てを親がパチンコやギャンブルに使ったらどうする! 」 とか、多事総論がでているが、考えてみて欲しい。

 ” 子供を産んだら (金がかかり) 趣味の温泉旅行やパチンコに行けなくなってしまう。” と親の楽しみを犠牲にするのが嫌でこれまで子作りに躊躇していた家庭が、子供手当てをもらえることで趣味の温泉やパチンコが続けられるのならば、安心して子供を作るだろう。

 一人あたり月1万3千円を、親がパチンコに使おうが、温泉に行こうが、貯金しようが、使い途など問題ではなく、それで日本の人口が増える限りは全くOKなのである。

 さて、今回のアイデアは、少子化という社会問題を助け、なおかつ定年退職後に自分の力をもてあまして、社会に貢献することができずにジレンマを抱えていらっしゃる地域のご老人を幸せにするビジネスモデル。

 このビジネスモデルは、なにもビジネスマンでなくても主婦でも手掛けられるところがポイント。

 日本の幼稚園、保育園は厚生労働省と文部科学省のふたつの管轄下にあり、法律と規制でがんじがらめにされて、機動的な対策が打てない超後進的な世界にある。

 せっかく子供、赤ちゃん好きで、保育士になろうとしても、国の試験をパスするのは時間も金もかかる至難の業で、主婦が近所のスーパーでパートをするのと比べると、就労機会に就くまでに千里の道を要するのである。

 「こんなに規制が強くては、保育園の受け入れキャパシティは実需にとうていおよばず、少子化に拍車をかけるだけだ!」

 と、民主党の旗振りのもと、厚生労働省と文部科学省が ”幼保一体化” に向けて協議したにもかかわらず、官僚の抵抗に遭い、法案先送りとなってしまった。残念なことである。

 子供好きな主婦が、スーパーでパートをするくらいの時間的フレキシビリティを得ようと思うと、保育士の資格が必要となるのが現在の最大の問題である。

 そこで、無認可の託児所を自宅を使って開き、フルタイムで、通勤の必要の無い近所のご老人を確保して、全日で働いてもらうのであれば、規制の壁は突破できる。また、コストも安く開業できる。

 ご老人にとっては、現役時代と同レベルの年収を取るために働こうというよりは、

 ”家でごろごろ時間をつぶしているくらいだったら、報酬は少なくてもよいから何か社会の役に立つことがしたい。” と考えていらっしゃる方が多いので、 報酬は控えめにして、利益が残るようにする。

 ご老人を幸せにし、共稼ぎをしながら2人目、3人目の子供を育てたいという若い世帯を幸せにし、しかも日本の少子高齢化を喰い止める社会・公共の福利にもかなうわけなので、極めて社会貢献性の強いビジネスではないだろうか?

 年収が目減りして、子供の教育費が重くなってきた世帯にとっては、主婦が自宅ではじめるビジネスとして有望である。