− パターン化する!!
お盆休みの中で故郷に帰省し、海や山の景色を見て、有名な鰻料理店を訪れて天竜川を見下ろしながら鰻を頂くと、それだけで非日常感にあふれ、普段の発想からは生まれないアイデアや着想が生まれてきます。
(Photo: Hamanako Lake , JAPAN 浜名湖、日本、浜松市)
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ソニーやトヨタ、花王などの研究所で日夜、新製品の開発に没頭している技術者は別として、そもそも、Creativity (創造力)を系統的に教えてもらったことがない私たちが、いかにして創造力の豊かな人間になるかというのは答えのない未知の領域だと思います。
それでも、貧しい発想力からなんとか抜け出そうと必死にもがいてきた私は、Creativityには一定のパターンがあることを学びました。自由なアイデア出しが出来なければ、海外の同僚に負け、外資系証券から籍を追われてしまうのですから生活が掛かっていたのです(笑)。
普通の人でも、ある一定のパターンを学べば、創造力が豊かになります。
1 見えなかったものを見えるようにする。
ダイソンの掃除機にある、透明のゴミ収容箱がまさにその例です。視覚に頼る方法です。
オープンソース系のプログラミングもそうですし、文系ビジネスマンでも応用できます。
失敗例を隠匿したりせずに、ノートに書きだしたり、周囲と共有してミスを防ぐ知識財産にしてしまうなども一例です。応用して考えてみましょう。
2 真逆のものを組み合わせる。
そのギャップが人に認められたとき、与えるインパクトは大きくなります。
無口な営業マンと、良くしゃべる饒舌な営業マンをコンビにして顧客開拓の現場に出してみれば、お客様が面白がって契約に結び付くでしょう。
3 ずっと新しいままにしておく方法を考える
商品やモノがいつまでも新しいままだったら素晴らしいと思いませんか。
切り取り式のカッターナイフの刃が一例です。ガーナチョコレートも、チョコを割って食べてしまっても、縦横並列に並んだチョコレートの次の部分がきれいに現れます。
4 自分が一番欲しいものだけを作る
アップルを創業したスティーブ・ジョブズは、丸みのあるデザインが綺麗なマッキントッシュ・コンピュータや、iPad、大学時代に偶然手に入れたカリグラフィ(筆記体)の知識を応用した多様な文字例の選択など、エンジニアと喧々囂々の議論をしながら自分の欲しいものだけを製品化しました。
5 あるモノの動きを別のモノに置き換える
回転ずしのベルトコンベアー・レーンを思いついたのは、京都ベンチャーの立石電機の立石義明氏でした。アサヒビールの工場でベルトコンベアを見学していたところ、この方式で寿司を提供できないかと思いついたのがきっかけでした。
6 たくさんのことを同時に考えてみる。
これは私が頻繁に使う方法で、だれでもすぐに適用できるアイデア出しの黄金則です。
新たな気づきというのは気まぐれ、偶然から起こることが多いです。
この偶然を意図的に起こすためには、一度に複数の仕事をしてみる、考えてみることで達成できます。脳内で複数の仕事を同時に考えていると、シナプスが交差して、新たなアイデアに直結するためかもしれません。
トーマス・エジソンは大きな納屋の研究室でいくつもの実験を同時進行させていました。
一つの実験で成功したノウハウを、別の実験でも試し、たくさんの発明品を作ったのです。
ノーベル化学賞を受賞された田中耕一さんは、別々に扱っていたコバルト微分末とグリセリンを間違って混ぜてしまい、「捨てるのはもったいない」と分析を始めました。
そこからタンパク質の新しい質量分析法と出会い、ノーベル賞を受賞する発明が生まれました。
また次回にアイデア出しのパターンを紹介しますが、こうしたパターンをたくさん身に付ければ、固い頭も柔らかくなりますし、創造的にビジネスを考えることで、ダイナミックな展開が生まれてくるでしょう。
日本初のGAFAを生み出すためにも必要な思考法です。
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https://www.mag2.com/m/0001646353 (つづく)



