2017年01月02日

マッキンゼーの知恵 (93)

 “信じられないほどプラス思考を持つ女性たち”

 産婦人科医師からハーバード大に留学して修士号を取り、マッキンゼーのコンサルタントとして活躍した富坂さんが語ります。マッキンゼーでの働き方です。

 マッキンゼーでは入社させてからじっくり育てようなどという考え方ではありません。各分野のプロフェッショナル達を雇い、それぞれに十分な結果を求める。結果が出せなければすぐに雇用は打ち切られる、という厳しい世界です。

 契約を交わした社員は自らのキャリアを磨き、マッキンゼーの方では社員の力で利益を上げる。要するにWin-Winの関係が成立しているのです。

 そのかわり、どちらか一方がマイナスに働いたときは、その雇用契約は打ち切りになります。

 マッキンゼーには Obligation to dissent (異議をとなえる義務) という言葉があります。おかしいと思う意見をスルーすることは、社員としての「義務の不履行」になるのです。

 そこで働く女性たちはみな一流の思考方法とプロ意識を持っていました。
プロフェッショナルというのは、何も専門性のことばかりではありません。医師であるとか弁護士の資格を持っているとか、そういう目に見えるものだけではない。資格を持っているからプロフェッショナルということでもない。

 ほんとうの意味でのプロフェッショナルとは、この仕事だけは誰にも負けないという自信を持っているものです。

 誰しも得手不得手があります。すべての仕事を完璧にこなすのはなかなかできません。
ならば自分が得意な分野を努力して伸ばしていく。そしてその分野でのプロフェッショナルになっていく。そんな発想法を持っています。

さらには、信じられないほどのプラス思考を彼女たちは身につけていました。そして、彼女たちは非常に強い。これは一流の女性たちに共通していることだと思いました。

 誹謗中傷はあって当たりまえ。いちいちそんなことを気にしていたら仕事なんてできません。実際に仕事の足を引っ張るような実害が襲ってくるまでは無視しておく。そのかわり、実害を及ぼすような事態になれば徹底的に戦う。なんとも潔い姿勢です。

この強さは、 「気にしない力」ともいえるかと思います。誹謗中傷まではいかなくても、ちょっとした陰口などはどこにでもあります。少し目立つような仕事をすれば、引きずり降ろそうとする人も出てきます。

 それはどんな世界もいっしょです。そんな相手を気にしていたのでは、何も先には進みません。適切で有用なアドバイスには耳を傾ける必要がありますが、陰口など相手にしないことです。

「気にしない力」 ということで言うと、一流の女性たちは常に堂々としています。
「今の発言は間違っています。もう少し正確な知識を身につけてください。」などと、皆の前で間違いを突いてくることもあります。

そこで顔色を変えたり、動揺したりすると相手の思うつぼ。彼女たちは、そんな嫌がらせのような言葉にも動じません。
「そうですか。間違っていたなら訂正しますね。」と笑顔で切り返して、それでおしまい。気にすることなく話を続けます。ちょっとした間違いなど、いちいち気にする必要はないのです。恥をかくことなど気にもしない。そんなふうに堂々としていることで、恥も恥ではなくなっていきます。

 
 (引用: ハーバード、マッキンゼーで知った一流に見せる仕事術 富坂美織)

posted by ヒデキ at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | マッキンゼーの知恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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