2016年10月07日

Deutsche Bank ドイツ銀行

ドイツ銀行 写真.jpg

 ドイツ銀行の破たんが近づいているようです。

 僕は1988年にドイツ系銀行の東京支店に就職しました。
ドイツやスイスの大陸系銀行は Universal Bank(総合銀行制度: 預金や貸金、信託業務といった利ザヤの薄い商業銀行業務で頭角を現し、小口預金者や中小企業からの預金や貸金を集めて大きな利益を創り出すドブ板営業方式の経営戦略) 

 で成長してきたのですが、グローバル経済が潮流となった1990年代に、分不相応な投資で世界の金融業界の覇権を成そうと過激な転換を図りました。

 今まで地道な銀行業務で国の根幹を成す商業銀行として発達してきたドイツ銀行、コメルツ銀行、スイス銀行コーポレーション(現在のUBS銀行)、クレディスイス銀行ですが、1990年代に米国投資銀行(モルガンやゴールドマン、メリルリンチ証券)と互角に闘うために分不相応な投資に走ったのです。

 ユニバーサルバンキング制度で地道にやっていれば、少なくとも欧州金融の雄を走ってこられたのですが、株主資本主義が跋扈した90年代は、四半期ごとの利益率の上昇や、世界の銀行ランキングの上げ下げが株主のごきげんを左右したので、勢い
 
 『 米国投資銀行を追い上げろ! 』 と、ヘッドハンターに多額の手数料を払い、東京金融業界の上澄み液に高額の年収を保障して、アメリカのトップバンクに追いつこうとしました。

 “ブティック型投資銀行” という珍妙な言葉を経営戦略にして、メリルやモルガン、ゴールドマンと互角の投資をしようとした欧州大陸系の銀行は、スキルやノウハウの無いままに、過剰な投資をしてきました。90年代の話です。

 僕は当時、ドイツ系銀行のオペレーション部門 (事務管理部門) にいて、東京支店のオフィス拡張、社員の増大、証券のトレーディング業務を拡張するインフラを担っていたのですが、明らかに分不相応な拡張ペースに違和感を抱いていました。

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posted by ヒデキ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 外資系証券 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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