2015年05月16日

元気の出る言葉 (194)

「 完璧をめざすより、まず終わらせろ。」
 − シェリル・サンドバーグ、Facebook COO(最高執行責任者)

 シェリル・サンドバーグは21世紀のアメリカを代表する女性とまで言われる実力の持ち主だ。

 彼女はグーグル社、Facebookと渡り歩いて経歴を築いたが、もともとはエコノミストで、経済政策に携わっていた。

ハーバード大学を経済専攻で卒業し、指導教授であったローレンス・サマーズに引き抜かれ、世界銀行でインドの医療関係のプロジェクトに取り組む、というのが彼女の社会人としての仕事の第一歩であった。
 
 ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得したのちは、マッキンゼー・アンド・カンパニーで経営コンサルタントを1年ほど務めたが、その後1996年から5年間にわたり、クリントン政権下で財務長官となったサマーズの首席補佐官となり、アジア諸国の金融危機の際の負債の取り扱いにかかわった。

 彼女はシリコンバレーを代表する企業の重役として活躍する以外にも、家庭に入れば母親として、また妻としての役割を演じ、多くの米国人女性が目標とする人物だ。彼女が貫いてきた処世術のうちの一つがスピードだ。

 多くの人が仕事で完璧をめざすあまり、余計に時間をかけすぎている。下準備をして完璧を期すのは大事だが、仕事が遅いという評価が付くのもまた問題である。そもそも仕事に長く時間がかかりすぎていると、生産性が低くなる。

 日進月歩で動いているIT業界は動きが早い。スピード重視の世界で、他社にさきがけて新しいサービスやシステムを世に打ち出していかなければたちどころに業績に響く。

 100点満点をめざして几帳面に仕事をするよりも、70点の出来ばえで良いから早く終わらせるのも大事である。スピードを重視することで、仕事を早く達成し、次の目標への視界が広がってくる。

 スピードを上げることで、周りの人たちも満足するし、自分の気分も良いことこの上ない。ひとつの仕事をさっさと終わらせて、次の仕事に打ち込める。そうしてアウトプットを増やしていけば、やがて自分の経験値や実力は相当の量が蓄積されるのではないか。

 (引用: 『リーン・イン 女性、仕事、リーダーへの意欲』 シェリル・サンドバーグ )



 
posted by ヒデキ at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 元気の出る言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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